『カカオ79％』魅力を紹介3～橘君ってどうなの？！～
私の大好きなweb漫画、コミコで連載中の『カカオ79%』。1人でもたくさんの人に読んでもらいたくて、共感して欲しくて、今日は『カカオ79%』の魅力を紹介します。
『カカオ79％』の魅力の紹介第3弾です。ちなみに、第1弾・第2弾の記事はこちらからどうぞ。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
第3弾は、主要登場人物の一人、橘君こと、橘順君についてまとめていきたいと思います。何故、今回、主要人物ながら、主人公ではない橘君にスポットを当てたかというと、『カカオ79%』に出てくる登場人物の中で、一番ミステリアスだったからです。そして、162話公開現在、橘君と天童さんはどうなるの？！と一番盛り上がっているからです。
橘君のプロフィール
誕生日：4月24日
血液型：O型
身長：179ｃｍ
家族：祖父、父、母、兄
趣味：テニス、映画鑑賞
特技：テニス
好きな食べ物：ラーメン
高校1年生。お金持ち。
公式に発表されているプロフィールを抜粋してみました。ポイントは、趣味でもあり特技でもある「テニス」と「お金持ち」という部分でしょうか。
「テニス」は、主人公の翼との接点でもあります。そして、翼の兄であり現役プロテニスプレイヤーの綾野空の大ファンです。→『カカオ79％』40：たんま【あらすじ＆感想】
「お金持ち」という点では、例えば肝試し編の肝試しは、橘君所有の山で行われています。→『カカオ79％』34：肝試し（1）【あらすじ＆感想】）また、夏休みの旅行編でも、同級生たちを引き連れて、橘君の親戚が経営する旅館に貸切で行っています。→（『カカオ79％』62:旅行(1)【あらすじ＆感想】）勇や翼と、クラスは違えど、何かイベントの舞台といえば橘君関連の場所、となっていますね。また、お兄さんは医大生のようで、肝試し中に怪我をした翼の手当をしてくれています。→（『カカオ79％』37：肝試し（4）【あらすじ＆感想】）
それだけではありません。物語の随所に、橘君のブルジョアジーを匂わせる描写が出てきます。例えば、文化祭で競売にかけられた勇を助けるために（？）、大金をはたこうとしています。→『カカオ79％』150：に【あらすじ＆感想】
また、天童さんも、「今月の分」と言いながら、橘君に封筒を渡すシーン→『カカオ79％』120:みんなで(2)【あらすじ＆感想】が出てきています。この封筒、おそらくお金が入っていると思うのですが、何のお金かはわかりません。が、家賃なのか、借りたお金を少しずつ返しているのか、といったところでしょうか。
家賃と考えると、天童さんのアパートは橘家所有のアパートと考えられます。借りたお金を少しずつ返している、と考えると、借金して夜逃げした父母の怖い人からの借金を橘家が肩代わりしてくれたのかな、とも予想することができます。
どちらにしても、すばらしい財力です。
橘君ってどんな人？
そんな橘君は、どんな人でしょうか。まず、作品の中で描かれている限りは、コミュニケーション能力が高く、顔が広く、友達も多い。そして、モテていそうです。幼馴染とはいえ、中学生当時ヤンキーだった天童さんにも、臆することなく声をかけています。→『カカオ79％』58:爆発【あらすじ＆感想】
お金持ちですし、ハイスペックではありますが、決して嫌味はありません。むしろ、文化祭のメガネが割れた委員長に、変わりのメガネを探してきてくれていたり、翼や勇の相談にのったり、背中を押したりと、何かといい人です。
橘君の恋愛観
夏休みの旅行中、勇からの「特別な人とかもいないのか？」の問いに対して、「不要だな」と言い切りました。
そんな橘君も、翼に対しては初恋の人発言をしたり、天童さんに翼との幼少期の写真を見せては、自分の恋心（？）を語っています。つまり、全く興味がないわけではないようです。むしろ、テニスの邪魔になるものを排除したいような、ストイックな発言を、勇に対してはしています。
とはいっても、天童さんの家で繰り広げられた、天童さんと翼のピー音が並ぶ際どい女子トークに対して、隣の部屋にいながら、うっかり聞いてしまい動揺の表情を見せるなどもしており、たいそうな恋愛観の割に修業が足りないのでは？と思わせるシーンも出てきます。
橘君と翼
橘君と翼は、実は幼少のころの友達です。翼は、転校して小学校2年生で勇と出会っているのですが、それよりも前にテニスをとおして出会っており、何度か一緒にテニスをした仲でした。その時、橘君は翼に初恋の気持ちを抱いていたようですが、翼は橘君の存在自体、すっかり忘れてしまっていました。そして、高校生になり、翼の転校後、再会したもののそれでも翼は過去の記憶は思い出せずにいます。
しかし、高校生で再会してからは、橘君の親切や人懐っこさもあり、また、兄の空の大ファンということで自宅に招待するなど、良好な友達関係を築いています。再会直後に、橘君は翼に対して、『初恋の人』と発言しているものの、今現在翼に対してどのような思いを抱いているのかは、わかりません。
ただ、橘君のことを好きな天童さんは、翼のことを警戒していますし、翼のことが好きな勇も橘君のことを意識しています。
当の翼は、友達が少ないということもあり、またテニス部に誘ってくれた橘君に、テニスが出来ない理由を話す為に、過去の事件についての事実を話したり、本音を吐露、また恋愛の相談をするなど、勇が驚くほどいろんなことを打ち明けており、翼の『本当の友達』ポディションにいるのが橘君ではないでしょうか。（本当は委員長が『本当の友達』ポディションと見せかけて…）ただ、橘君は翼にも、きっと抱えている様々なことを打ち明けてはいないと思われるため、お互いに親友、と言うわけではなさそうですね。
橘君と勇
橘君の今の翼に対しての気持ちを、勇は測りかねているようです。そのため、必要以上に翼に近づけないように警戒（？）しているようです。
しかす、橘君は、翼に対して、勇とうまくいくように結構的確な助言をしています。たとえば、文化祭での舞台上での事故キスに嫉妬で狂いそうになっている翼に、そのまま勇に言えば全部解決するよ、などと飄々とした顔をして話しています。
また、勇に対しても、文化祭の準備の時に、アリザワ先輩と翼が泣いて話をしている時に、二人のところへ行こうかどうか迷う勇に対して、背中を押す発言もしています。
要所要所で翼へのフォローを上手にしてくれるので、長年一緒にいる割にフォローが下手な勇からしてみたら、警戒してしまうのかもしれませんが、ぜんぜん無害なのでは？！むしろ2人の恋に対しての最大の協力者ではないだろうか、と思っています。
橘君と天童さん
幼馴染の二人。幼少のころに親しく、次に再会したのは中学3年生だったようです。161話の最後で、天童さんの幼少期の絵が少し出ていましたので、これから天童さんの過去編が始まるのでは？！と期待しています。そしてきっとそこには橘君も出てくることでしょう。
天童さんは橘君が好きで、何が何でも振り向かせようとしています。一方、橘君は、天童さんの気持ちに気が付いていながらも、その気持ちにこたえることはできず、知らんぷりをしてきたようです。
そしてとうとう天童さんが橘君に告白しましたが、橘君は、天童さんは恋心と家族愛をはき違えているという趣旨の話をして、天童さんの恋心を否定して、天童さんを振ったようです。
橘君の名言
「不要だな」
夏休みの旅行中、勇からの「特別な人とかもいないのか？」との問いに対しての返答。この言い切りように、勇は天童さんに同情の気持ちが芽生えた。
「振り回さないと振り向かせられないじゃん」
勇が翼のこととなると周りが見えなくなり、それで今まで翼や周りを振り回してきた、と落ちこんでいた時に、橘君からでた名言。恋愛ってそういうもんじゃないの？と続ける達観っぷり。その場にいた全員が思わず橘君の方を見た。
これからの橘君
棚上げになっている問題がいくつかあるけれど、翼と勇が付き合い出したカカオ79％、若干ミルク多めのストーリーになるのでは、と思った矢先ですが、天童さんが抱える過去、橘君が抱える闇（があるのか？！）、これからのカカオ79％も、橘君からも目が離せません！！
コメント