『カカオ79%』16:なに一つ【あらすじ&感想】

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web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想16話】~残り21%の甘さ~

 

16:なに一つ

 

【あらすじ】

翼は先生に注意されている。共用ロッカーに個人の物(クッキー)を入れていたからだ。先生に紙袋ごとクッキーをあげたことで、翼は手短な注意で事なきを得る。

放課後、結局クッキーはいっぱい残ってしまっていた。蛍の話をした後は、クラスメイトにも渡しづらくなり、天童さんに渡しに、天童さんの教室へも足を運んだが、不在の為渡せなかった。

机に突っ伏している翼に、勇が声をかける。思うようにいかなかった友達作ろう作戦。紙袋2つ分を持って帰る羽目になり、蛍に申し訳ないと、勇に100円で食べてくれないかと持ちかける。

勇が、下駄箱を開けると手紙が入っていた。

放課後 屋上で待っています

面倒臭そうな表情をしている勇と、勇がどんな表情をしているかを覗き見る翼。

もう少し喜びなさい、女の子からの呼び出しだよ、と言う翼に勇はそうとも限らない、と言う。男子から?不穏な予感もしながらも翼は勇を屋上に向わせ、自分は帰ると言う。

100円あげるから待ってろ、という勇に、再度帰るという翼。

勇は翼の腕をつかんで、もう一度真剣なトーンで話す。
「すぐ戻るから 待ってろ」
翼はお母さんになったようにその言葉を軽く受け流し、男の子が待っていてもちゃんと返事してあげるのよ、と忠告する。

待ってる間、翼は手紙の相手が気になってソワソワしている。勇に彼女が出来ればうまく行っていない現状も全て
解決出来そうである。翼は勇の彼女と友達になれるかなあと思い、すぐさまそれは難しいと思い直している。話をし終えた二人と鉢合わせしないように翼は教室で待っていることにする。

***

勇は屋上へと続く扉を開けた。そこにいたのは、満面の笑みのモブ男だった。勇の顔のHPがみるみるうちに下がっていく。怖い顔の勇と、乙女のふりをしたモブ男
To Be Contenued

【ネタバレ/伏線回収班】

勇と翼の恋愛事情について話す中学のころの話→『カカオ79%』05:邪魔(1)【あらすじ&感想】

モブ男と勇の一触即発の話→『カカオ79%』09:邪魔(5)【あらすじ&感想】

★ここに注目★
・翼は優に彼女が出来たら仲良くなりたいがそれは無理

【あらすじの続きはこちら】

『カカオ79%』17:どうしてこうなった【あらすじ&感想】

前話はこちら→『カカオ79%』15:誤解?【あらすじ&感想】

【感想】

翼は勇に彼女が出来る事に対して、思っていた以上に前向きで、むしろ歓迎と言った風。もし出来たら、一緒に登下校することも、ままならないだろうに、幼馴染としてのヤキモチとかも全然ないのでしょうか?それとも(気がついていないけど)現在の勇の意識が翼に向きすぎているから、それが当たり前で、危機感もなく、離れたときを想像できないのでしょうか?

カップルとして戻ってきた事を想定して教室へ行っているところとか、クラスではうまくいかなかったけど翼は翼なりに勇とニコイチにならないように気をつけてはいるのだと思います。お菓子が残って蛍に申し訳ない、とか本当に、何も考えていないアメーバさんではないですよね。

そして出てきたモブ男!!どうするつもりなんでしょう・・・男の子でもちゃんと話を聞いてあげるのですよ(笑)

 

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