web漫画/学級委員に、なりました。【第56話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode56】 を一言で
修也がお見舞いに来る
学級委員に、なりました。【episode56】の あらすじ
愛花は、自分の部屋で髪を結んだ
…さてと
ゆっくり寝たし
そろそろ起きて
明日の準備でもしようかな
そう思って、スマホの時計をみた。16:37だった。
真理ちゃんに宿題とか教えてもらお
と思ったが、この時間は、真理ちゃんは家庭教師の先生が来てる時間だ
邪魔しちゃだめだよね
あとにするか
愛花がそう思っていると、愛花の部屋のドアがノックされる。
「愛花―」
「なにー?」
部屋のドアがあいて、顔を赤らめた愛花ママが顔をのぞかせた。
「…修也くん❤お見舞いに来てくれてるんだけど❤お部屋にとおしていい?」
ママの言葉にはハートマークがいっぱいだ。
修也…?
「…わかった」
愛花は返事をした。
***
「修也くんのこと、愛花からよく話を聞いてるのよ~、それで会ってみたいと思ってたの…やっぱり写真で見るより実物の方がかっこいいのね~」
部屋で待つ愛花に、廊下から愛花ママの声が聞こえてくる。
…ママ、何の話してるの
「…あの子、ちょっとわがままなところがあるでしょー、大丈夫?迷惑かけてない?」
ママが続ける。
「でもそういうとこ、妹みたいで可愛いですよ。きょうだいとかいたらこんな感じかなーって」
修也が答える。
…妹、ね
まぁ
そんなところだろうとは
思ってたけどさ
「あら~、修也くんみたいなお兄さんがいたらいいわね~~」
愛花は、愛花ママの声のトーンが上がりっぱなしなことに、若干呆れていた。
「それじゃ修也くん、どうぞごゆっくり。あとでお茶持って行きますから」
愛花ママは笑顔で言う。
「あ、すぐ帰るんでおかまいなく」
そして、愛花の部屋のドアがトントンとノックされた。
「…どうぞ」
カチャッとドアが開くと、笑顔の修也がいた。
「愛花、大丈夫か?」
修也…
「これ先生から。プリントとか入ってる」
修也はそう言って茶色い封筒を愛花に渡した。
「…休んだこのお見舞いまでさせられて、大変だね。学級委員は。」
封筒を受け取りながら、愛花が言った。
修也は優しく言う。
「いや、学級委員だからってだけじゃなくて、愛花の友達だから来たんだよ。真理ちゃんも永斗も心配してたよ。でも病気の時にみんなで押しかけちゃまずいかなってことで、俺が学級委員兼友達代表として行くことになった」
「…ふーん」
『友達だから』
『妹みたいで』
それが修也にとってのあたし
そんな相手に
あのとき本当に言いたかった言葉は
『今度うちにご飯食べにくる?』
言えるわけない
「あ、そうだ、愛花からお弁当のおかず時ぢきもらってるの、お礼言っとかなきゃな。じゃ、長居しちゃよくないから帰るわ。俺と真理ちゃんと永斗からのお見舞いのアイス、愛花ママに渡しといたから、食べれるようになったら食べて。早く元気になれよ…」
隠してる
本当の気持ちなんて
言えるわけ
ない
行こうとする修也の制服の左腕のところを、愛花は右手でつかんだ。
「…愛花?」
ToBeContinued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode57【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode55【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode56】の 感想
愛花ママのテンションと声のトーン、わかりやすいですね。以前、番外編で、愛花ママのお弁当の話がありましたが、こっそり修也にときめいていたことを思い出しました。愛花ママ、可愛いですね。
ちなみに番外編はこちらです!!episode33-1●愛花とママ、がその話ですが、この番外編は、どの話も楽しかったです。
→『学級委員に、なりました。』episode33-1【あらすじ&感想】
→『学級委員に、なりました。』episode33-2【あらすじ&感想】
愛花はきっと一人っ子で、ママは男の子と接することもあまりないんだろうな、と想像してしまいます。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
コメント