聲の形 第1話 石田将也 あらすじ 1-3
「…第41回度胸だめし大会?」
家に上がってから、お母さんが3人にタオルを渡しながら言った。
「毎日放課後にやるんですよ、できなかったらコンビニでお菓子をおごる」
「今日は橋から川に飛び込みました」
同級生2人が、お母さんに説明をした。
「やめてよそんな危険な遊び、2人とも嫌だったらこいつに付き合わなくてもいいのよ?」
「いえ、僕らも楽しくて将也君と一緒にいるので」
「あー靴ドロドロ、もう、お母さんがいつも磨いてあげてるの知ってるの!?ショーちゃん!」
それを聞いて同級生2人はふっと笑う。
「その呼び方やめろよクソババア!死ね!」
そう言って将也は、自分の部屋のへと上る階段を上っていってしまった。
「まあ怒っちゃってかわいい」
1階はお母さんが営む理容店の店舗である将也の家は、2階がキッチン、そして3階の屋根裏部屋に将也の部屋があった。階段を挟んで隣は姉の部屋だった。
将也の部屋では、ゲームをしたり漫画を読んだり、同級生たちが思い思いに過ごしていた。
「将也、この続きどこ?」
漫画を読んでいた島田が聞いた。
「姉貴の部屋!」
将也が答える。
屋根裏部屋の階段を挟んで反対側が、姉の部屋だった。
漫画の続きを借りようと、姉貴の部屋に将也が入る。
姉がぐおーといびきをかきながら寝ているので、避けながら部屋に入ると、知らない男の人が、ベットの上でゲームをしていた。
「あ」
「ちーっす、どもっす」
将也が自分の部屋に戻ってきた。
「知らない男がいた」
漫画を渡しながら、島田に話しをする。
「うそマジ?!ゆーたろー君は?もう別れたんだ!?」
友達も少し驚いた顔をする。
「彼はげんき君とゆーらしいです。」
将也が説明する
「今何人目?」
「30人」
「すげー」
「ヒマなのか?お前の姉ちゃん」
「人生は退屈との戦いだって、姉貴言ってたなぁ」
聲の形 第1話(1-3) 石田将也 感想
主人公将也の家庭の状況が明らかになってきました。
悪がきの修也に対して理解のあるお母さん。
そして、元カレかいっぱいいる、退屈が嫌いなお姉ちゃん。
しかも、将也と面識があるので、何人も家に連れてきてると思われます。
この家の構造が面白いな、と思いました。
一階は店舗で2階がリビング、キッチン、お風呂など。
3階は屋根裏部屋。
ワンフロア、一部屋で階段をはさんで、カーテンで仕切って将也の部屋と姉の部屋がわかれていました。
2階も、決して広くはなく、カーテンがあちこちにあるので、色々仕切って、お母さんの部屋とかもあるのかな、と思いました。
店舗は、それなりの広さは確保しているようでしたが、居住スペースは、けっこう狭くて、屋根裏の子ども部屋も含めて、工夫してる感じがしてとてもいい雰囲気の家だと思って読んでいました。
同級生たちも、居心地よさそうですね。
泥だらけの友達も、(多分)シャワー浴びたり、島田君は勝手に冷蔵庫のお茶飲んだりしていて、お母さんの雰囲気も含めて、居心地いいんだろうなあと思います。
聲の形 登場人物紹介
石田将也
主人公。
現在は高校生。幼少期のエピソードでは小学校6年生。
当時は悪ガキで、同級生の広瀬や島田らと、度胸試しをして遊んでいた。
また、3人は将也の家で、ゲームをしたりや漫画を読んで過ごすことが多かった。
将也の家は理容店で、理容師の母と、高校生の姉との3人家族。
島田
将也の友達の一人。
広瀬
将也の友達の一人。
将也の母
理容師
将也の姉
将也が小学6年生当時、高校生。
付き合った人がたくさんいる。
「人生は退屈との戦い」
聲の形 1巻
「俺は彼女が嫌いだった」
明るく!楽しく!大冒険!
がモットーの少年、石田将也
耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子
2人の出会いが、教室を、学校を、
そして将也の人生を変えていく
聲の形とは
作者:大今良時。
『週刊少年マガジン』に2013年に連載開始、掲載された。
単行本は全7巻。
また、2016年には、京都アニメーション制作で、劇場アニメ映画が公開された。
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