『カカオ79%』26:花火大会(4)【あらすじ&感想】

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web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想26話】~残り21%の甘さ~

 

26:花火大会(4)

【あらすじ】

翼の手を引いて勇は歩く。 翼はつかまれた腕を見ながら、手をつないでいる事を意識する。 勇に、いつの間にか来ていたのか聞こうとした時、勇が怒鳴る。
「この馬鹿が」

反発する翼に
「後ろに変な奴ついてたんだろ?!何で振り切らなかったんだよ!!」
驚いた顔で翼は勇を見つめる。そして顔をそらしながら、混み合ってて動けなかったこと、お土産を持ってたことを説明する。

お土産なんてどうでもいいという勇に、 勇のだからよくない、と翼は切り返す。 怒りながらもちょっと嬉しい勇。でもやっぱり怒っているようで、
「本当はその場で半殺しにしてやりたかった」
勇の腕は、まだ翼の腕をつかんでいる。

翼は、つかまれた腕に、反対の腕をのせる。 そして、心配をかけたことを謝罪した。
「一番半殺しにしてやりたかったのは私だよ?落ち着いて」
その言葉に、勇は引きながら、心の中でじいさんに語りかける。
「じいさん これが俺のゴリラです。 間違えた、宝物です」

勇は翼に向き直って、
「本当大丈夫だから ありがとう」
そして笑顔で、勇が来てくれたことが嬉しいと伝える。

勇はその翼の様子に、 強がっていることに苛立ちながらも、 素直な翼の言葉は嬉しいようだ。

その時、翼の背後を誰かが通り、その気配に翼は怯える。そして 思わず勇にひっつく。
「…大丈夫って言ってませんでいたっけ?」
「ダイ…ジョウブデス」

再度、今度は大人数がバタバタと走って後ろを通り、翼にぶつかる。 翼は勇の腕の中へ。 勇は腕の中の翼の背中に腕を回す。ギュッと抱きしめる形になる。

翼は先程、友達に聞かれた言葉を思い出す。
「綾野さん、本当にすこーしでも一ノ瀬君のこと男だなあと思ったことないの?」

「…勇?」

翼が呟いたところで To Be Conteniud

【感想】

これが俺のゴリラです(笑)

無防備という落ち度はあれど、翼は悪くないのに、勇があまりの見幕で翼に怒るから、はじめは少しびっくりしてしまいました。でも本当の勇の怒りの矛先を、翼は自然に理解していて、 強がりながらも、勇が来てくれた喜びや感謝を伝えたり、自分の怒り幅を勇に伝えたりすることで、結果勇の怒りを抑えている、というか興奮を静めることが自然に出来ていて さすが翼だと思いました。

勇もその点については、自分はダサい上にチョロいと自覚していましたが…(笑)

勇は終始翼を女の子扱いしていて(これは前からですが)クラスメイトに言われたことや、今日変態男から勇に守ってもらったことで、翼の中でも、勇は男で自分は女、という自覚がでてくるのではないでしょうか。

勇が、翼を抱きしめたまま、次回に続くって、待ちきれません。

 

【ネタバレ/伏線回収班】

★ここに注目★
人が後ろを通ると怯える翼

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