web漫画/カカオ79％【あらすじ＆感想20話】～残り21％の甘さ～
20:二人の勉強会～ランドセルの色は～
【あらすじ】
翼と勇が小学2年生の頃。黒いランドセルを背負う翼と赤いランドセルを背負う勇。
ランドセルがボロボロで使えなくなり、兄のを使うことになった翼。妹の蛍が間違えてウサギのストラップをつけてしまったことで、妹とランドセルを交換せざるをえなくなった勇が並んでたっている。
教室で乱暴そうな男子のクラスメイトが、転校生の翼と勇のランドセルの色についてからかう。執拗に勇をからかうクラスメイトに翼は突然、自分のランドセルを投げつけた。
顔面にクリーンヒットして倒れるクラスメイトをよそに、翼は勇の隣の女の子にからかわれるからと席を代わるよう提案する。
お礼を言う勇に、翼はバカバカしくて聞いてられなかっただけ、と。乱暴、ガサツ、横暴、でもちょっと優しいかも？と勇が思った矢先、起き上がってきた乱暴なクラスメイトが、今度は翼と勇が、会話していることをからかうので、翼はそいつに裏拳をかまし、
「冗談じゃない、こんなにやけた男はこっちからごめんだ」
「はあ？！ざけんなよ！こっちこそごめんだよ。てめぇみたいなゴリラ女は！！」
優しいと思った翼への第一印象は、即撤回される。
＊＊＊
高校生の勇。勇は机に突っ伏して寝ていたが、ビクついて起きる。正面には翼が机に同じく突っ伏して寝ていた。どうやら二人はテスト勉強をしに一緒に図書館へ来ていた。しかし、徹夜明けだった為、二人は熟睡してしまった。 勇は翼と出会ってからの夢を見ていたようだ。
勇は眠る翼を眺めながら、昨日までのことを思い出す。俺のノートを見ながら、俺に勉強を教えてもらって、図書館までついてくるくせに、よくも距離をおこうとか言ってたな。
昔はそんなこと全く気にもしなかったくせに…
勇は翼の髪の毛を触りながら、つぶやく。
なあ どんな意味の一緒…？
To Be continued
【ネタバレ/伏線回収班】
小学生、初対面の勇と翼の話はこちら→『カカオ79％』01：引っ越します【あらすじ＆感想】
★ここに注目★
赤い帽子
【あらすじの続きはこちら】
前話はこちら→『カカオ79％』19:一緒です【あらすじ＆感想】
【感想】
早速19話の「今までと同じく一緒がいい」と言った二人の見解の違いというか、無理がある部分が出てきちゃいそうですね。実は私はその時の勇の言葉に結構な違和感を感じていました。
小学生の頃の翼は、もしかしたら今よりも、遠慮がない分、かっこいいかもですね。やられっぱなしのクラスメイトはいいキャラしています。
最後、勇が翼の髪を触っているところは、勇君色気出すぎです。でも愛しい気持ちが伝わってきて切なくなりました。
隣にずっといた翼が距離をおこうとすると、今まで通り一緒にいたいと言う勇の、今まで通り親友ポディションで一緒にいることに対してのやるせない気持ちとかは、消えないわけで、眠っている翼に問いかけているなんて。。。
でも、勇君何気に超わがままです･･･
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