『カカオ79%』129:ぶり返す(8)【あらすじ&感想】

スポンサーリンク
カカオ79% カカオ79%
スポンサーリンク

web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想129話】~残り21%の甘さ~

129:ぶり返す(8)

【あらすじ】

KYOICHIのポスターが 存在感を放つ翼の部屋。
「さ、さあー横になってて、お腹すいてない?蛍のお粥あるけど。薬は飲んだ?まず熱計る?」
翼は勇の口に体温計を突っ込むが、 少しずれてしまう。

「俺が計る」
と口が歪んだまま勇に、 翼はパッと体温計から手を離した。

翼がキッチンで1人、現状を整理する。
「ウチくる?」
とっさにああ言ってしまって ほんとに連れてきてしまった。

なんだなぜあそこで引き止めたんだよ、 私…!

勇も驚いた顔をしていた。

まだ一緒にいたいと思ったから…

リナ先輩の言う通り
「結構偽善ぶったこと言ったこと言うじゃない」

私は思ったより欲張りで

自己中な奴なのかもしれない

***

ベットに寝かされた勇は、 まばたきすら忘れていた。 咳が止まらない。

やばい

翼が素直だ

夢か?

俺はまだ夢の中にいるのか?

もじもじしながら家くる?

と言った翼。

馬鹿みたいに のこのこついてきてしまったよ

翼のベットで寝返りを打つ。 翼のにおいがする。

仮にも女の子だな

緊張しているようにも見えた。

お互いの家、部屋でいつも一緒だったけど、

さすがにベッド借りるのは初めてだ。

それについて慌ててるって事は 俺…意識されてるってことで… 合ってるんだよね。

愛ちゃんとのキス。 病院で勇が愛ちゃんに言ったこと。

勇が思い出しながら、 今日話せるのかな

ところが翼のベッドからは、 あまりに翼の女の子の匂いがする

***

「勇、お茶と栄養ゼリーあったから持ってきたよ…」
翼が戻ってくると、 勇は床に正座していた。
「…何してんの?」
「俺…風ソファー使うから…」

匂いが…お前の

と思いながらも勇が口には出さない。

「はあ?!何よそれ、看病のつもりで連れてきたのに意味わかんない」
「いやお前のベットだろ、お前が使えや…」
「いやいや病人が何言ってんだよ。私はここで床で寝るから!」
勇は驚く。
「はあ?!一緒の部屋で?」
「うん、それを途中で熱上がるかもしれないし…」

一瞬間ををおいて、 2人とも心の中で葛藤する。

待って一緒…一緒の部屋…だ、ダメよねもう、と翼

俺やっぱ意識されてねんじゃね?と勇

勇は真顔になって言った。

「ドア、鍵かけて寝ろよ、俺が寝ぼけて襲うかもしれない」

To Be Continued

【感想】

そういえば看病、下手でしたね、翼。 蛍の方が上手です。

勇、翼の匂いに当てられていますね。 前に翼が女の子の匂いの話をしていた時に、しっとるわ」て言ってましたもんね。

転校してきたばかりの頃、 平気で翼は勇の部屋に泊まると 言っていたのに、 一緒の部屋に対して意識していました。

前回も、 家までの距離が近かったり (肝試しの帰りが遠かった) 体を話すときに名残惜しいと感じたり (旅行の帰りは手をどうしていいのかわからなかった) ここ最近の翼の変化は目覚ましいです。

【ネタバレ/伏線回収班】

翼→私はもっとより欲張りで自己中のやつなのかもしれない

コメント