『カカオ79%』121:みんなで(3)【あらすじ&感想】

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web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想121話】~残り21%の甘さ~

121:みんなで(3)

【あらすじ】

1日中、勇のファンたちに追われて やがてラスボスが出てきました。

保健室で、勇の手をとって
「一ノ瀬くんあいたかったよ、やっぱ好き」
と言ったリナ先輩。

生徒会の美男子キラー、リナ先輩。 そしてアリザワ先輩の元カノ。

「君たち、チームアリザワでしょう?」
そう言ってリナ先輩は、 翼と天童さんの写真を撮った。

「え?は、はあ…」
「意外だわ、迷子の迷子の天童さんが まさか文化祭の手伝いだなんて。 2人仲いいの?」
「いや全然」
天童さんが即答する。

翼が抗議の顔で天童さんの方を向くが、 天童さんはそっぽを向く。

「つうかさ、私のことを知りながら 頭ちチョップかましたわけ? 誰だよ、テメェ」
天童さんがリナ先輩につっかかる。
「生徒会の松本リナだよ。2年生。 噂通り怖い子ね。 こんな子が一ノ瀬くんに公開告白?
本当なの?えーっと…つばさちゃん?」
「…え?え??は、はは…へ?」
翼が完全に乗り遅れている。

天童さんが答える。
「そうだよ、好きなやつで好きだから好きだと伝えただけだけど悪い?」
橘君は黙って聞いていた。
「いや、私はそーゆー堂々さ好きだよ。何も悪くない。むしろ感心したわ」

「聞いたところ、彼は彼女持ちではないらしい。 狙う人も多いからこそ、  好きなら周りの目なんか気にせず全力で狙うべきだと思うの。先をこされてのは少し悔しいけど」
と言いながら、リナ先輩は、ちらっと翼をみやる。

「…あんた、良い女だな、気に入った」
天童さんが親指を立てる。
「ありがとう。迷子ちゃんも思ったより面白いね」
天童さんとリナ先輩が分かり合う。

橘君は、白目になっていた。 流れについていけない。
「えー、ちょっと待っててあれ大丈夫なの?綾野さん…」
と振られた翼は、 リナ先輩が、翼ちゃん、 と名前で呼んでくれたことに ときめいていた。
「え」
と橘くん。

「そうそう、そういえば伝言があるの」
リナ先輩が2人に言う。
「「アリザワチーム、これ以上サボったら後片付け全部やらせる」て」
文化祭実行委員からの伝言だそう。

翼は慌てて天童さんの腕を引っ張って 走り出す。
「天童さん?!昨日実行委員会のところちゃんと顔出してますか?!」
「知らない奴らばっかだったからバイト行った」
天童さんが翼に引っ張れるがままになりながら答える。
「うぉぉい、コミュ障ヤンキーめええ!!てか先輩は?!残りのチーム員はどこ?!」
すると、リナ先輩が、天童さんを引っ張って走る翼に並走してきた。
「涼は文実委員長だから他にもいろいろあって忙しいの」

リナ先輩の意外な速さに 翼は驚きながらも、
「涼って誰すか?!」
と聞いた。
「あれ?一緒のチームやっててまだ名前知らなかったの?ほらそこにいるじゃん」
リナ先輩の言葉に翼は立ち止まる。

「2年A組のアリス…」
とリナ先輩が言いかけたので、
「アリザワ涼先輩だよ」
と橘君がリナ先輩よりも 大きな声で言った。

そして翼たちに聞こえないように こっそりリナ先輩に説明する。
「すみません、そう呼んでくれて、アリス先輩から頼まれて…」
「なんで?」
「それは自分も…」

翼は文化祭の準備をする アリザワ先輩を見ながら、 へーアリザワ涼って言うんだ、 と考えていた。

近くには黒髪の先輩もいた。
「すみません、ついでにあの黒髪の先輩のお名前もいいですか。一緒の生徒会?なのかな」
翼はリナ先輩と橘君に聞いた。
「え、翼ちゃん、転入してきたからって自分の学校の生徒会長の存在も知らないでいたの?」
リナ先輩が答える。
有栖川蓮だよ。涼と一緒の2年A組。2人とも目立つ立場だから、この学校じゃ知らない人は、あんまりないのよ」
翼は生徒会長を見ていた。

えー…アリス…がわ?

リナ先輩は答えた後に、 橘君にこっそり聞く。
「こっちは言っちゃっていいの?」
「た、多分?」

翼が、偶然かな、と思いながらも、 有栖川の名前に引っかかっていた。

「おーい、綾野ちゃん!」
考え事する翼を、 実行委員の人たちが呼んだ。

「やっと来てくれた…!指の傷は大丈夫?風邪のほうも大丈夫?!大丈夫よね?!」
「わー!ごめんなさい、もう大丈夫!ちゃんと働くから!えっともう1人も連れてきたんで…!」
翼にすがりついていた実行委員の人たちが 不思議そうな顔をする。
「え、もう1人…?」
「うん、天童さんも今日はちゃんと働いてくれるから…」

翼がそういうと、天童さんは、 周りを睨み付けるような目をする。
「そう、そう…よ、よろしく頼むと伝え…といて…下さい」
実行委員の人たちは引いて、 距離を置く。

「なるほど、他のチームは4人ずつなのにアリザワチームだけ3人なの納得したわ」
りな先輩がストレートに言った。

そう、実はチーム編成の打ち合わせの時、 みんな天童さんのこと えらく避けてた逃げてたんだ。

だから私とアリザワ先輩で、 天童さんとチームになったわけで。

昨日まではサボらずに頑張ったのに… と翼は思う。

ほんの少しだけ一緒に作業してたら なじめるようになってみんなで 仲良く楽しくできるんじゃないかと 思ったのに、天童さんが翼から すーっと離れていたので、 翼が呼び止めようとするが 思いとどまる。

私がどんな人が何を考えてるのか 知らないくせに

へらへら笑って気取りのための愛想言葉ばかりかまして

天童さんに言われた言葉が蘇る。

まだ厚いなぁ… 天童さんの壁

「ほんとにあの子が一ノ瀬くんに告白したの?みんなの前で」
その様子を見ていたリナ先輩が 翼に聞く。
「…はい」

そういえば、勇のやつはどうやって 天童さんと仲良くなれたんだろう

***

アリザワ先輩が翼たちを発見した。
「おーい大魔王と、てんどっち!やっときたか!ちょっとこっち来て!早く!」
翼たちは呼ばれた方へと行く。
「うわ!屋根作り始めてるんすか」
「そう!うちらアリザワチームが いろんな理由で不参加だった間に すごい進んでるっしょ? 特にてんどっち、てめえサボったな」
アリザワ先輩が言った。
「サボった」
無表情に天童さんがこたえる。
「よし、素直で良い。大魔王は風邪もう大丈夫?」
「はいおかげさまで」
翼が笑顔で答える。

「よしさすが大魔王、信じられない回復力で…。 はいそれじゃぁ、こちらに名前を書いて。学年とクラスも」
アリザワ先輩は書類を取り出した。
「?なんですか?これは」
「特別残留許可申請書、休んだ分働かないとね。徹夜の覚悟をしといてな」
アリザワ先輩が笑顔で言った。
「あ」
「はあ?」
翼と天童さんはそれぞれ言葉を失った。

みんなで仲良く楽しく

文化祭までDー9day

その頃、勇は自宅のベッドでおとなしく寝ていた。

To Be Continued

【感想】

ラスボスがリナ先輩って ほんとに強そうですね。

仲良いいのか聞かれて、 全然、と即答する天童さん。 そっぽ向いたり、翼のこと、やっぱり怒ってるのでしょうか。 でも、反応がツンデレっぽいです。

思いのほか、りな先輩と天童さんは 合っていましたね。 翼はリナ先輩に翼ちゃんと呼ばれて 喜んでいました。

コミュ障のヤンキー天童さん。 その不器用さが私には可愛く思います。

生徒会長も有栖川と言うのですね。 生徒会長が実は本当の(最初の)メル友の アリスちゃんなのでしょうか?

以前アリザワ先輩と2人で話してる時に もともとお前のせいで、 と言っていたので、 そして勇と翼とクラスの知っていたので、 何か関係があるのだと思います。

寝ている勇、かわいいですね。

【ネタバレ/伏線回収班】

生徒会長の名前も有栖川

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