『カカオ79％』12：優しく【あらすじ＆感想】

web漫画/カカオ79％【あらすじ＆感想12話】～残り21％の甘さ～

12：優しく

【あらすじ】

勇は何故かモブ男に勉強会の勝負の話を説明していた。そしてそんな暇あったら勉強すれば？の正論にイラッとさせられる。

モブ男が勇の友達として参加する事を申し出るが、勇は即座に断る。どうやら勇は勝つ気はないようだ。これを機に、翼が友達を作れるのなら、負けてもいい、とのこと。

モブ男は翼が可愛いわんこになることを、想像しながら勇を炊き付けようとするが、勇が想像する翼の犬は、わんこではなく、狂犬なわけで、モブ男にそのことを言うと、モブ男も納得して自分の席に戻っていった。それでも勇は、その後、勝ったら思い通り、という点について思案する。

＊＊＊

落ちてきたメガネを見つめていた翼は上を見上げる。すると木の枝の上に、女子生徒がおり、目があってしまった。

どうやら降りられないらしく、手を貸そうかと申し出る翼に、教室が見当たらず自分で昇ったから自分で降りる、と断る。

翼は職員室での先生の話を思い出した。
「もしかして天童さん？」
天童さんは自分の名前を翼が知っていることを不思議がったが、翼は詳しくは告げずに、降りてきなよ、受け止めるから、と言う。所恐怖症なくせに頑なに自分で解決しようとする天童さんに翼は言う。

「困ったときにはね、周りに助けを求めてもいいのよ。
ここにちょうど天童さんにてを貸したいと思う人もいるじゃない」

それを聞いた天童さんは、意を決して、枝から飛び降りる。下で両手を広げていた翼だが目をつむって頭から飛び込んでくる天童さんを、手とおでこで受け止めてしまい、両者のおでこ同士がゴツンとぶつかり、倒れる２人。

色黒の男子生徒と、あと２人が近くで、そのときのすごい音を聞いていた。

神様･･･できれば･･･もう少しソフトにお願いします。

翼と天童さんが重なり合って倒れているところで
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