『学級委員に、なりました。』episode83【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第83話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode83】 を一言で

失って傷つく以上に、手をのばさなかったことを後悔するって思ったよ

学級委員に、なりました。【episode83】の あらすじ

 

修也のお母さんは、立ち食いそばでランチをとりながら、彼氏の佐野君にプロポーズされた。

「…何を挨拶するの?」
修也のお母さんは恐る恐る聞く。
「香織さんのこと、結婚したいほど愛してますって」
修也のお母さんは、真っ直ぐに佐野君を見る。佐野君も修也のお母さんを見つめた。

「…香織さん、僕はあなたと息子さんに、毎朝おいしい味噌汁を作りたいです」

***

お母さんはその話を修也にすると、修也から手を離して下を向いた。
「…って、プロポーズ…断ったら、まぁ…別れるよね」
修也は真っ直ぐにお母さんのことを見つめる。
「…断んの?」

「………だって、…ねぇ」
お母さんは少し歯切れが悪くなる。
「……俺のことなら」
修也が言いかけると、お母さんが制した。

「ちがうの、そうじゃない。そうじゃなくて、私が怖いだけ。結婚してまた失敗するんじゃないかって…そう思うと…情けないけど…怖い」
お母さんは手でおでこを抑える。
「今日は早く帰ってカレー以外の料理を作ろうとキッチンに立ったけど、全然ダメなの。ハンバーグはぼろぼろにくずれてそぼろみたいになるし、煮物には味がしみないし…もうひどすぎるよねー、こんな私はやっぱり結婚なんて向いてないのよ。だから…仕方ない」
修也のお母さんは無理をして笑顔を作った。

「仕方ないって…母さんはそれでいの」
修也はお母さんのことを真っすぐに見ている。
「母さんの本当の気持ちは…」

言いながら修也は、今日、自分が愛花に言われたことを思いだしていた。

『美紅ちゃん一人で行かせてよかったの?』
『修也は自分の気持ち』
『美紅ちゃんに伝えたの?』

…同じだ
俺も愛花に同じようなこと言われた…

好きだから余計に怖いのね。また失うのが…」
修也のお母さんは静かに言った。

…俺も怖かったのかな

決めるのは美紅ちゃんだからって
美紅ちゃんの気持を
優先してるような言い方で

結局自分がどうしたいのか
答えを出せなかったのは
母さんと同じように

傷つくのが
怖くて

手を
のばせない

修也はゆっくりと右手をのばした。美紅ちゃんの肩に伸ばそうとした手は、のばせなかったけど、今は、お母さんの肩を掴んだ。お母さんは、自分の肩に置かれた修也の手を見つめた。

「でもその人は…そういう母さんのことがいいって、言ってくれてるんでしょ。それを断って母さん後悔しないの?…俺は、失って傷つく以上に、手をのばさなかったことを好きなら余計に後悔するって、いま思ったよ」

その言葉を聞いて、修也のお母さんは、少し驚いたような表情をした。

ToBeContinid

 

 

 

学級委員に、なりました。【episode83】の 感想

相手に自分の気持ちを伝えないまま、伝えることを怖がっているお母さんの姿を、修也は自分の姿に重ねていましたが、ちょっと違うのではないかと思いました。

お母さんの根底にあるのは、前回の結婚の失敗、おそらく修也のお父さんとうまくいかなかったことが原因でしょう。その失敗の原因は、お母さんは仕事ができるタイプで、家事は苦手だったことに対して、お父さんがフォローできなかったことではないでしょうか?お父さんは、昔ながらの、女性は家庭を守る、働くなら家事は完璧にやれというタイプだったこと、そしてお母さんも、本来の女性、妻、母親はそういうものだという気持ちがあるように思います。

でもお母さんは明らかにキャリアウーマンで仕事が出来るタイプ。一方、家事育児は苦手です。

お母さんの恋人の佐野さんは、仕事ができる修也のお母さんのことを尊敬していますし、家庭的な男性みたいです。プロポーズも、お母さんと修也の朝のお味噌汁を作るって。。。いい人です。

修也のお母さんにかけた言葉、優しいですね。こんな風に恋愛相談に乗ってくれる息子、素敵です。『失って傷つく以上に、手をのばさなかったことを好きなら余計に後悔する』この言葉でやっと二人の状況が、やっと重なりました。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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