web漫画/学級委員に、なりました。【第84話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode84】 を一言で
お母さんの出した答えと、美紅ちゃん・修也ともに明日伝える決意
学級委員に、なりました。【episode84】の あらすじ
修也がお母さんに、自分が思っていることを素直に話す。
「好きなら余計に後悔するって、いま思ったよ」
その言葉を聞いて、修也のお母さんは、少し驚いたような表情をした。
***
「それじゃあお疲れ様です」
「ああお疲れ様」
佐野君が仕事を終えてスマホを確認すると、修也の母、香織からメッセージが届いていた。メッセージが送られたのは大分前だった。
今日は早く帰るって言ってたけど
どうしたんだろう?
佐野君はメッセージを開く
『煮物に、味がしない』
と書いてあった。
息子さんに手料理
頑張ったんですね
佐野君は少し微笑む。
***
修也の母の香織と修也は、自宅のマンションで話をしてた。そこに、お母さんのスマホがなって、佐野君からメッセージが届いた。
「佐野くん…」
お母さんは、お酒の空き缶の間からスマホを取ると、メッセージを開く。
「煮物って…味がしみるまで時間がかかるんだって…」
お母さんが言った。
「…じゃあそろそろ、おいしくなってるかもね」
修也がキッチンの鍋の方を見ながら言う。
「…そうね」
お母さんはかすかに笑った。
「ごはんにしましょうか」
佐野君は、会社のデスクに寄りかかったまま、スマホの画面を眺めていた。
***
お母さんは色々ふっきれたようだ。
そぼろみたいになったハンバーグは
玉ねぎ入りのそぼろとでも思えばいいわよね
そして修也は、鍋の中にカレー以外の料理が入っていることに対して、見慣れぬ感覚を覚えていた。
その夜、一緒に
夕食をとりながら
母さんが
少し照れたような顔で
「いつか会ってほしい人がいる」
と言った。
***
美紅ちゃんは勉強をしながら、今日の生徒会室での出来事を考えていた。
『だから私からも頼む』
そう言って九条さんは美紅ちゃんに頭を下げた。
『美紅ちゃんの気持ちを大事にしたらいいと思うよ』
修也は美紅ちゃんにそう言った。
美紅ちゃんは、勉強の手を止めて、部屋の窓から外を見上げた。
「明日…藤崎くんに話さなきゃ…」
その頃、修也も、自分の部屋のベッドに座り、空を見上げていた。
修也は今日、お母さんに
『好きなら余計に、後悔するって』
と言った。それは、自分にも言えることだった。
たとえのばした手がとどかなくても
伝えたい
明日
美紅ちゃんに
自分の気持ちを…
ToBeContinid
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode85【あらすじ&感想】
前話はこちら→
『学級委員に、なりました。』episode83【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode84】感想
お母さんと修也、和やかな夕飯になりそうでよかったですね。
佐野さん、せっかちで結果を急ぐ修也のお母さんの性格をよく理解してるようですね。味がしなくて落ち込んで、お酒飲んでました。まあ、落ち込んでいた理由はそれだけではありませんが。。。
さて、美紅ちゃんは話す決意を、修也は伝える決意をしたみたいですね。美紅ちゃんが伝えることは、生徒会をどするか、学級委員をどうするかということで、修也が伝えることは、美紅ちゃんが好きという気持ちでしょうから、実はリンクしていないんですよね、この二人。。。
でもそんなことを言ことははばかれるほど、この漫画はほんわかした感じと微笑ましい雰囲気と優しい時間が流れているので、あまり気にしないことにします。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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