『学級委員に、なりました。』episode71【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第71話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode71】 を一言で

壁ドン会長の噂と、女子3人でランチ

学級委員に、なりました。【episode71】の あらすじ

 

お昼休み。校舎内はガヤガヤしていた。
「学食行く―?」
「俺、パン買ってくるわ~」

修也や美紅ちゃんのクラス、2-Dのクラスメイト達が廊下を歩きながら、先程の出来事の話をしていた。
「さっきの休み時間、壁ドン会長すごかったね」
吉川さん固まってたよね」
「壁ドン会長?って言われてるの?あの生徒会長」

そして会話は、生徒会長のことになる。
誰彼構わず壁ドンしてる会長の姿がたびたび目撃されて、そう呼ばれるようになったんだって」
「由来がとんでもない」

***

会長が男子生徒を壁ドンする。
「君は学校生活においてなにか困ってることはないか?」
「だ…大丈夫です…」
また、別の生徒に壁ドンをする。
「君はどうだ?不満はないか?」
「は…はい!」

その様子を遠巻きに見ている生徒たちが話す。
「見てほら!会長がまた壁ドンしてる!」
「いいな、会長の壁ドン、私の方にも来ないかな」
時々会長が無作為に行う生徒の意識調査などで発動するようだ。

***

クラスメイトたちの噂は続く。
「私、吉川さんへの壁ドン見て、なんかドキドキしちゃったー!」
「私もー」
「会長に壁ドンしてほしー」
「それはそうと吉川さん、生徒会に引き抜かれちゃうのかなー?」
「えー」
「そしたら学級委員の方はどうなるんだろ?」

***

教室では、真理ちゃんと愛花が、美紅ちゃんを呼ぶ。
「美紅ちゃん、こっちでお昼食べよー」
美紅ちゃんがふりかえる。
「愛花たち、今日教室で食べんの?俺らは学食」
愛花たちのそばを通った永斗が話しかける。
「そうだよー」
永斗の隣には修也もいる。

愛花たちに呼ばれて振り返った美紅ちゃんが、修也と目が合う。が、ふいっとそらしてしまった。修也も、昨日、美紅ちゃんに
「藤崎くんには言えません」
と言われたことを思い出しうつむく。

***

愛花と真理ちゃんと美紅ちゃんは、机を向かい合わせにして、ご飯を食べる。
「真理ちゃん今日はパン?それ球技大会の特典だったやつだよね」
「うん♪特典でもらって食べて以来気に入っちゃってさ!」
真理ちゃんが答える。
「あれをきっかけにそのパン食べる人増えたよねー」
球技大会優勝特典、優しいクリームパンだ。
「食べると優しい気持ちになれるって評判で、今じゃ不動の人気を誇る焼きそばパンに迫る勢いだよ♪」
真理ちゃんが説明した。
「いや~ほんと今年の球技大会はよかった~、女子ソフト優勝で盛り上がったし、このパンにも出会えたし」
と言いながら、クリームパンを頬張る。

「あはは、真理ちゃんすっかりそのパンにハマってるね…私も今年の球技大会楽しかったな」
愛花も言う。

クラスのみんなに応援されて

思い切り打って走ったら

すごく気持ちよくて

抱えていた感情も

すっきりすることができた

「きっと修也と美紅ちゃんが学級委員だったから楽しい球技大会になったんだと思う」
愛花が、球技大会のことを思い出しながら言った。

…それと

想いを吹っ切れたのは…

…少しは

永斗…あのバカのおかげもあるのかな…

愛花の言葉に、美紅ちゃんも話す。
「私もこのクラスになって初めての行事…楽しいことやうれしいことがいっぱいありました。球技大会本番ももちろんですが…一緒に準備したり、練習したり、打ち上げしたり。球技大会のあと、今まで話したことの無かった人が話しかけてくれるようになったり……それに、球技大会の優勝特典だったそのパンを半分こして…愛花ちゃんとお友達に…なれました
美紅ちゃんは頬を赤らめる。愛花もつられて照れる。

「…そういえばこのパンの特典を企画したのが生徒会なんだっけ」
真理ちゃんがふと言った。
「あ!そうだったね。美紅ちゃんどうするの?生徒会への誘い、学級委員と掛け持ちできるのかな」
愛花が美紅ちゃんに聞く。
「出来たとしても大変かもね、委員会の日が重なったりとか、なら、生徒会か学級委員か選ぶってこと?」
真理ちゃんも言う。

愛花は、美紅ちゃんが学級委員やめて生徒会に入ったら修也落ち込むだろうなーと思いながら、美紅ちゃんに聞く。
「…修也のこともどうなった?気になってること、解決した?」
美紅ちゃんはうつむく。
「藤崎くんの好きな人が誰なのか聞けば解決するかなって思ったんですけど……聞けませんでした。聞こうとしたらすごく胸が苦しくなって………こんなときどうしたらいいか…全然………わかりません」

それを聞いて愛花は思う。

二人の関係が昨日と特に変わってないように感じたけど

むしろどちらかというと溝ができたような

そっか…

まだくっついてないんだ…

しょうがないなー もう

「…じゃあさー」
愛花は美紅ちゃんを見て話しだした。

ToBeContinued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode72【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode70【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode71】の 感想

壁ドン会長、あれが通常運転だったのですね。そして、壁ドンしながら、ものすごく真面目に意識調査をしていました。まわりの生徒もびっくりですね。

愛花が永斗のことを意識してる感じで、いい流れだな、と思いました。愛花は、ずっと妹キャラでしたが、美紅ちゃんといると、お姉さんみたいですね。美紅ちゃん、愛花と話すことで、自分の気持ちに気が付いたりしてくれないかな…

そして生徒会に引き抜かれないで欲しいです。責任感の強い美紅ちゃんなら、簡単に学級委員やめるとは言わなさそうですが、学校のために、とかの殺し文句での勧誘だったので気になりますね。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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