web漫画/学級委員に、なりました。【第7話あらすじ＆感想】～異業種交流会レポート～
学級委員に、なりました。【episode7】 を一言で
美紅ちゃんについている学級委員スイッチと天使の羽
学級委員に、なりました。【episode7】の あらすじ
委員会が終わったあと、修也と美紅ちゃんは一緒に帰る。道中、修也が美紅ちゃんに、何故、慣れるほどに学級委員をして来たのかを聞いた。美紅ちゃんは、小学校の時の事を話してくれた。
「…それ以来、立候補や推薦する人がいない時は学級委員に立候補するようになりました。学級委員をすることで、だめな自分を変えて…ちゃんとクラスの一員になりたくて…」
修也は、話す美紅ちゃんを真っ直ぐに見て聞いていた。
「…そうなんだ」
幼い美紅ちゃんの
一生懸命頑張る姿が
目に、浮かんだ
「…すごいね。俺クラスの一員とか、あんまりそういうの考えたことなかった。自分を変える、とかも…」
「変わって……ません」
修也が言うと、美紅ちゃんが、うつむきながら言った。
「「学級委員として」じゃない、ただの私は、相変わらずのままです。…それでも昔に比べれば、少しは進歩したと思うんですが、でも、まだ、全然で……なんというか…学級委員としての重大な責務を全うしなければ！…という強い思いがないと…だめみたいなんです私っ…」
美紅ちゃんは、先程よりも顔が赤くなり、ぐっと目をつむる。
…な、なんか
学級委員スイッチとか、ついてんのかな…？
修也は、横を歩く美紅ちゃんの方を改めて見た。
…つまり
美紅ちゃんが変われるのは
学級委員モードに
なったとき限定ってこと？
あれ？でもいま俺とけっこう普通にしゃべって…
「だから…」
美紅ちゃんは話を続ける。
「藤崎くんとは、なんとか話せているのも…同じ学級委員同士コミュニケーションをとらなければいけないと、が、がんばっているからで…っ」
修也には、美紅ちゃんが学級委員スイッチをONにして、学級委員としての責任、義務、使命で修也と話している、と言う風に聞こえた。つまり、仕事上の関係、ということになる。
「…あ、じゃあ…俺が学級委員になってなかったら、美紅ちゃんと普通に話すことも出来なかったんだ…？」
修也は、自分の手で自分の口を覆った。美紅ちゃんは修也の方を見ている。
「やばい、超ラッキー」
修也はそう言うと、ほほ笑みながら美紅ちゃんを見た。その笑顔に美紅ちゃんは、どきっとして、頬を赤らめた。
「これはマジで永斗におごるべきかも」
修也はぼそっと独り言をいう。美紅ちゃんにも聞こえていたが、美紅ちゃんは何のことかわからない。
「…あの」
おもむろに、美紅ちゃんが口を開く。
「ふ…ふつうに…話せてるでしょうか…？不愉快な…ところとか、」
「！ないないっ全然ふつう！」
修也は慌てて言う。頬は普通より赤いけど、でもそこはかわいいので問題なし、と思ったが、口には出さない。
ほっとした美紅ちゃんは、やさしくほほ笑んだ。
「…よかった…」
その顔を見た修也は思う。
もしかして、美紅ちゃんには…
スイッチだけじゃなくて
白い羽なんかも
ついてんのかな…？
訳：天使ですか？
To Be Continued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode8【あらすじ＆感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode6【あらすじ＆感想】
学級委員に、なりました。【episode7】の 感想
不器用でも、苦手なことや、うまくいかないことがあっても、そんな自分を変えようと頑張る美紅ちゃん、素敵ですね。まだまだ全然、と言いますが、努力する姿勢がえらいと思います。
美紅ちゃんの学級委員スイッチ、面白いですね。でも、修也との会話も、学級委員スイッチが入ってるから一生懸命頑張って話せている、という仕事上の関係を目の当たりにして、修也は、もっとがっかりするのかな、と思っていました。でも意外にも喜んでいましたね。
「超ラッキー」と言った修也の顔が、かっこ良すぎて、息が止まりました。美紅ちゃんもドキッとしてましたよね？これは、修也のかっこよさにドキッとしたんですよね？話している緊張とかだけじゃないですよね？と、美紅ちゃんに問い詰めたくなりました。
美紅ちゃん、天使です。間違いなく、天使です。ちょっと遠まわしに言ってますけど、修也には美紅ちゃんが天使に見えたってことですよね。可愛すぎて。。。
comico内の漫画のヒロインって、いろんなタイプの子がいますが、美紅ちゃんは、女の子らしくて、私が読んでいる作品の中では、1位2位を争うほどの可愛いヒロインだと思います。ちなみに、『坊ちゃんとメイド』のカティ、『かぜかなた』の風歌も可愛いです。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年～連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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