『学級委員に、なりました。』episode75【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第75話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode75】 を一言で

暴走気味の生徒会長と生徒会役員の九条さんの気持ち

学級委員に、なりました。【episode75】の あらすじ

昼休みの校内はにぎやかだった。
「おばちゃん焼きそばパンはー?」
「ごめんねー今日はもう売り切れ~」
食堂ではガヤガヤしていたし、校庭でもサッカーをする生徒と、それを眺める生徒たちでわいわいしていた。

そして生徒会室では、生徒会長がパンを食べながらため息をついていた。
「困ったな、昼休みだというのに、吉川さんが訪ねてこないぞ九条…」
会長に話しかけられた九条さんは、パンを食べながら、書類に不備がないか目をとしながら、返事をする。
「……まだ、昨日の今日ですが?」

「ふむ……」
会長は、パンの袋を握り潰しながら思案顔をした。そして、ガタッと音を立てて立ち上がった。
「よし!もう一度教室に行ってみるか!」

「ですから昨日の今日ですが…せっかちすぎます!」
九条産がもう一度言う。

「そこまでして新しい人が必要でしょうか」
九条さんは、書類から目を離して会長を見た。
私ではご不満ですか、会長。いまは下仁田がいなくなったばかりで仕事が滞ることもありますが慣れれば作業もこなせるようになります」

会長も九条さんを見ながら答える。
「……九条に不満はないが、お前はひとりにすれば本当に全部ひとりでやってしまおうとするからな。もう体調を崩すような無理はしてほしくない」
「っ…それは風邪も重なっただけで…」
九条さんは慌てて言った。

「テスト明けからは各クラス文化祭に向けての準備が始まる。俺たちも今以上に忙しくなるだろう」
会長の言葉に、九条さんは真っすぐに答える。
「わかっています。きっとやりとげてみせます
頑なな九条さんに対して、会長は少し困った顔を見せる。
「九条…」

「ではもう少し俺を頼ってくれていんだぞ!」
会長の言葉に、九条さんは、眼鏡に手を当てて少し考える。
「はあ…頼れと言われても…これまでのパターンを考えると…」

これまで、会長が
「俺も何か手伝おう!」
と言って書類の山に手を伸ばすと、書類がバサバサバサと音を立てて崩れた。
「会長…!さわらないで下さい!」
九条さんが慌てて注意をした。

「おわびにお茶をいれたぞ…」
会長がおぼつかない手で、湯飲みを机に置いた、その瞬間、びしゃあと湯飲みをひっくり返してしまう。お茶が零れて資料にかかる。
「会長ォ!できればじっとしてて下さい!あなたが動くと仕事が増えます!
九条さんの指摘に、会長は
「ハイ」
としか答えることができなかった。

九条さが一心不乱にカタカタとパソコンを打っている横で会長は、椅子に腰かけてじっとする。1分経過、2分経過、うずうずしてきた。3分経過して、落ち着かなく周りをきょろきょろしだす。そして、4分経過すると、我慢できずに立ち上がった。
「っ…すまない!じっとしているのは性に合わん!せめて九条の邪魔にならないよう校内の見回りに行ってくる…!」
会長は、5分じっとしていられない男だった。
「くれぐれも問題を起こさないでくださいね」

そして会長が動くと

会長が生徒会室のドアを勢いよく開けた。
「九条!問題は起こさなかったが問題を発見したぞ!改善した方がいいと思うのだが!」
「では報告書を作成します」
九条さんがすかさず答えた。

またしばらくすると、会長がまた、生徒会室のドアを勢いよく開ける。
「九条!いい企画を思いついた!」
「では企画書を作成します」
また、九条さんがすかさず答えた。

やっぱり仕事が増える

会長は頭を抱えてショックを受ける。がーん。
「なんということだ…お前の仕事を増やしていたのは俺かーーー!」
会長の言葉に、九条さんはきりっとした表情で答える。
「会長が仕事を増やした分、学校が良くなっているのなら私は本望です!」

九条さんは、両手に拳を作って、握りしめながら言う。
「ですので会長は気にせず、どうぞ遠慮なく、いくらでも仕事を増やして下さい!」
九条さんの言葉に会長の表情が笑顔になる。
「それは頼もしい、それなら尚更俺には吉川さんをここに連れてくる義務があるな。いままでお前に苦労をかけてしまった分も必ず彼女を生徒会室に連れてきて、挽回するからな」
会長の言葉に、九条さんは何も言わなかった。ただ少し、寂しそうな顔をしていた。

「そうと決まればもう一度吉川さんに声をかけてくる!」
会長は光の速さで生徒会室を出て行ってしまった。
「…本当にじっとしていられない人だ」
九条さんはため息をついた。

『必ず彼女を生徒会に』

九条さんは、会長の言葉を思い出す。
「…それにしても会長があんなに執着するなんて…ずいぶん彼女のことを気に入っているんだな」

ToBeContinid

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode76【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode74【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode75】の 感想

今回の話は、修也も美紅ちゃんも出てきませんでした。でもなんだかとても満足です。九条さん、いいキャラしていますね。美紅ちゃんとはタイプは違いますが、これはこれで一生懸命で可愛いです。

会長、全然人の話を聞いていないですね。というか、生徒会長なのにポンコツ…。でもこういう人を、仕事ができる周りの人が支えている、というのはよくある構図ですよね。

ただ、会長がポンコツで、しかも鈍感なので、九条さん、自然と結構なアピールをしていると思うのですが、九条さんの気持ちは全然伝わっていないみたいですね。会長は九条さんのこと、どう思っているのでしょうか。

信頼している、というのは分かりますし、オーバーワーク気味なこととか頑張りすぎるところとかを心配しているというのも伝わってはきます。ただ、恋愛感情、というと、そういうものがあるのかどうか今回の話では読み取れませんでした。

一歩の九条さんも、たぶん会長のことが好きなのだと思いますが、あまりに自然にアピールしているので、自分の気持ちに気がついているのかどうかも分からないですね。でも、二人がいいコンビであるということはわかりました。

 

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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