『学級委員に、なりました。』episode76【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第76話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode76】 を一言で

生徒会長の暴走割り込む修也

 

学級委員に、なりました。【episode76】の あらすじ

会長が美紅ちゃんの勧誘に行ってしまい、生徒会室にひとり残された九条さんは、独り言を呟いた。
「…それにしても会長があんなに執着するなんて…ずいぶん彼女のことを気に入っているんだな」

そこに、生徒会室のドアをガラっと開ける人物がいた。金髪の男子生徒だ。
「あれ?九条ひとり?深谷はいないの?」
深谷とは生徒会長のことだ。
「会長は勧誘に行ってしまった」
「え?それってしもにーのかわりに誘うって言ってた吉川とかいう子のとこ?昨日も行ったんじゃなかったっけ」

九条さんは書類に目を通しながら話をする。
「ああ、しかし会長は「待て」が出来ない人だからな…それに彼女をずいぶんと気に入った様子だった、よほどうちに入ってほしいのだろう」

「んー俺が思うに深谷がその子に来てほしいのは彼女を気に入ったからというより…」
男子生徒がぼそぼそと言う。
「ん?なんだ?」
九条さんが聞き返す。男子生徒は、その後の言葉を続けなかったが心の中で思う。

九条の負担を減らしてやりたい一心なんだと思うけど…
お前のためだよ、とか
…俺が言うのもなんだからなー

「いや…まぁとりあえず俺、あいつが暴走しないようにみてくるわ」
男子生徒が言った。
「ああそうだな、会長が暴走しないようフォローするのがお前に一番やって欲しい仕事だ」

***

2-D の教室内は、また、突然現れて美紅ちゃんに壁ドンをする生徒会長にざわざわしていた。修也もその光景を、目の前におののいていた。
「こんにちは、吉川さん」
壁ドンをした会長が言う。

「壁ドン会長だ」
「壁ドン会長がまた来てる」
クラスメイトがざわざわ話す。

壁ドンをされた美紅ちゃんは、少し驚いた顔をして会長を見ていた。
「挨拶はさておき…生徒会に入る決心はついたかな?」
単刀直入に、ドンと用件を言う。

会長はすでに暴走中だったのだ。

「なに会長今日も壁ドンしに来たの?」
「生徒会への勧誘なんだろ?あれ」

修也は、目の前で壁ドンをする会長とされる美紅ちゃんを見て、イラっとする。

また…っ

『好きな人が出来たんです』

美紅ちゃんの言葉が蘇る。

…でも美紅ちゃんはあいつのことが好き…なんだよな
だったら割り込まない方が美紅ちゃんにとってはいいのか…

「どうかな?吉川さん」
すーと会長が美紅ちゃんの顔に近づく。
「えっと、あの…」
困り顔の美紅ちゃん。

だけどいまは
完全に美紅ちゃん困ってるな?

修也は美紅ちゃんに迫る会長の方をぐいっと引き戻した。
「勧誘だかなんだかしらないけど、連日壁ドンしに来られたら、迷惑!」
会長が割り込んできた修也の顔を見た。

「…君はたしか、あの時も吉川さんと一緒にいた…」
あの時というのは、会長が廊下で座り込む美紅ちゃんんはじめて話しかけたときのことだ。

「勝手に割り込んでごめんね」
修也が美紅ちゃんに向き直って言った。
「いっ…いえ」
美紅ちゃんが首をふる。
「ならよかった…」
修也がほっとした顔をする。

「ちっともよくないぞ」
と割って入ってきたのは、今度は会長だった。
「俺は君に壁ドンをした覚えはないいんだが、俺は何か君に迷惑をかけるようなことをしたかな?」
修也は会長のことをちらりと見た。
「美紅ちゃんを…しつこく勧誘されるのが迷惑」
修也が言った。

「ほう…」
会長が話ながら修也の方に近づいてきた。
「なぜ彼女を勧誘すると君が迷惑するんだ?」
そして修也の方へ腕を伸ばす。
「君は彼女の」
ドン
「何なんだ」
そう言いながら、会長は修也に壁ドンをした。

ToBeContinid

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode77【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode75【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode76】の 感想

生徒会長には敬語で話していた九条さんの、他の男子生徒にサバサバとした男っぽい口調がなんとも素敵でした。かっこいい出来る女って感じでしたね。ただ、彼女も少し鈍感な部分があるのかな、と見受けられます。

会長、九条さんに特別な気持ちがあるの???男子生徒の独り言からすると、そんな感じみたいですね、ふむふむ。

それにしても生徒会はネギ繋がり???って事は、吉川ネギって聞いたことあったかな、ない、と思う…とすると吉川美紅ちゃんは、生徒会には入らない?

それにしても、九条さんたちの心配どおり、見事に暴走していますね。押しが強すぎです。相変わらず修也くんも勘違いしているので、ヤキモキ、イライラしてますし。君は彼女の何なんだ?の問い、彼氏です、と言いたいところですが、まだまだ二人はそんな関係ではないのですよね。。。もどかしいですね。

 

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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