web漫画/学級委員に、なりました。【第69話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode69】 を一言で
新キャラ登場!!美紅ちゃん、生徒会長に生徒会役員に誘われる
学級委員に、なりました。【episode69】の あらすじ
廊下にしゃがみ込む美紅ちゃんと、寄り添う修也の姿を、廊下の先から見ていた生徒がいた。
「…ん?そんなところでしゃがみ込んでどうしたんだ?気分でも悪いのか?」
修也と美紅ちゃんが同時に声をかけた生徒の方に顔を上げた。
「…君は…吉川さん」
声をかけた男子生徒は、美紅ちゃんのことを知っているようだ。
…誰?
修也は、その男子生徒を見つめる。男子生徒は、スタスタと美紅ちゃんに近づき、視線を合わす為にしゃがんだ。
「ちょうどよかった」
と言いながら、しゃがみ込む美紅ちゃんに、男子生徒もしゃがんだまま、壁ドンをする。修也は目の前で美紅ちゃんに壁ドンされ、
「…な」
と声を上げるが、制止は出来なかった。
「君と、話がしたかった」
男子生徒は美紅ちゃんに言った。
「とはいえ…今は君の体調がよくなさそうだな、話しはまた後日にしよう」
男子生徒は、壁から手を離し、しゃがんだ姿勢のまま言う。
「俺の周囲でも最近体調の悪い人がいてね、テストも近いし吉川さんも気をつけた方がいい。保健室まで連れて行こうか?」
「…あ」
美紅ちゃんが答えようとするが、横から修也が口をはさんだ。
「…どこの誰だかしらないけど、保健室に連れて行くなら、俺がするから」
男子生徒は修也の方をじーっと見た。
「…………君は、俺のことを知らないのか!」
「いや…知らないけど…なに?有名人なの?」
修也は戸惑いながら答えるが、男子生徒は動じない。
「まぁこの学校の中ではそれなりに。しかし俺もまだまだのようだ」
男子生徒はすくっと立ち上がりながら言う。
「…俺も君がどこの誰だか知らないが…そこまで言うなら彼女のことは君に任せるよ。それじゃ吉川さん、また近いうちに話をしよう」
男子生徒はにこっと笑ってすたすたとその場を去って行った。
男子生徒の後ろ姿を見ながら、修也は美紅ちゃんに言う。
「誰いまの…美紅ちゃんの知り合い?」
「…いえ、あの人は…」
美紅ちゃんが答える。
***
翌日、昨日の男子生徒が2-Dの教室のドアをガラっと開けた。
「吉川さんはいるか?あらためて話をしに来た!」
教室がざわつく。
「あいつ、昨日の…」
修也が呟く。
男子生徒は、美紅ちゃんに壁ドンをする。
「吉川さん、君…生徒会役員にならないか?」
***
昨日の会話。
「美紅ちゃんの知り合い?」
「いえ、あの人は…この学校の…生徒会長です」
ToBeContinued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode70【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode68【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode69】の 感想
ここにきて、新キャラが登場しました。修也のライバルになりそうな感じですね。そして、ちょっと強烈な感じですね。壁ドンしちゃっていますし。修也、生徒会長の中で、途中までいないことになってる感じで話す進んでいました。
美紅ちゃんは、知り合いというのは否定していましたが、会長は、明らかに美紅ちゃんのこと知っていましたね。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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