web漫画/学級委員に、なりました。【第53話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode53】 を一言で
盛り上がる打ち上げと、一人になる愛花、追う永斗
学級委員に、なりました。【episode53】の あらすじ
愛花と真理ちゃんが、2人で楽しそうに歌う。
あーあ、ぼっちかー俺
永斗リサイタルになっちゃうよー?
ぶー
と、永斗が一人でいじけながら、カラオケのデンモクを触っていると、歌っていた二人がマイクで、
「それではここでー」
と言ったので、永斗は二人の方をちらっと見る。
「永斗くんのー、ちょっといいとこ見てみたい♪」
とコールを始めた。その声に、永斗の顔がぱあっと明るくなる。
「ご指名いただきましたー!」
と言って、永斗はシャキーンと立ち上がり
「メロンソーダ入りまーす!」
と言った。周りからは、笑い声と、ホスト!というあおりの声が飛んでくる。
「飲んで、飲んで、飲んで」
「永斗、永斗」
みんなからのコールに合わせて、永斗はメロンソーダをぐいーと一気飲みした。
「ぷはー、ごちそうさまでしたー!」
の永斗の声に、クラスメイトから、おおお!という称賛の声と、拍手が送られる。
愛花と真理ちゃんは、にやっと笑い、もう一度マイクで話す。
「…永斗が飲んで…修也が飲まないわけがない☆」
その声に、修也は、びっくりしている。周りからは、修也コールが起きた。
「…俺?」
「しゅ・う・や」
「しゅ・う・や」
「きゃー」
「きゃー」
修也は、立ち上がって、ぐいっとコーラを一気に飲んだ。ゴクゴクゴクゴク…ゴクッ。最後は口元を袖で拭きながら、修也はコーラを飲みきった。周りからは、拍手や歓声が起きる。
…っ炭酸きっつ…
むせる修也に、隣にいた美紅ちゃんが、修也の口元を
「あ…」
と言って美紅ちゃんのハンカチで拭いた。目の前に座っている女子たちが、赤くなる。修也も一瞬固まった。
「…大丈夫ですか?藤崎くん」
「……はい、……大丈夫です」
わーこれは不意打ち…!
炭酸万歳…!
美紅ちゃんとの思わぬ至近距離に、修也は心の中で喜ぶ。
「ひゅーひゅー、仲いいねー!」
周りから、冷やかしの声が飛んだ。二人は思わず赤くなる。
「ほらー、次にいいとこ見せたい男子はー?」
「はい」
「はいっ」
「はーい」
「女子のハンカチ希望」
打ち上げ会場はもありあがっていた。
わいわいとコールが続く中、愛花は一人、うつむいてマイクをコト…と置いた。
「愛花?」
真理ちゃんが愛花に声をかける。
「あたし飲み物なくなったから、ちょっとドリンクバー行ってくるね」
そう言って愛花は、部屋を出て行ってしまった。
「…あ」
真理ちゃんは、一瞬、言葉をかけることが出来ずに、そのあと愛花を追おうとマイクをおいた。そんな真理ちゃんの肩を、永斗が掴んで止めた。
「大丈夫、俺が行く」
「…あ、うん…」
真理ちゃんは永斗の顔を見た。
あれ?こんなやりとりがたしか前にも…
デジャヴ…?
…ていうか、永斗のくせにちょっとかっこよくない?
私がキュンときてどうすんだって話だけど…
と、思わずキュンとする真理ちゃんであった。
ToBeContinued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode54【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode52【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode53】の 感想
真理ちゃん、永斗にキュンとしていますね。永斗の良さが、ちゃんと真理ちゃんにも伝わってくれて良かったです。真理ちゃんも、永斗の気持ちは気がついてるように思います。でも、永戸のくせにって・・・(笑)
次、優しい永斗くんが追っかけてった愛花を元気にしてくれるのかな。永斗好きな私としては、楽しみです♪
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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