web漫画/学級委員に、なりました。【第51話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode51】 を一言で
永斗の気持ちを愛花に伝える&打ち上げスタートINカラオケ
学級委員に、なりました。【episode51】の あらすじ
「………っ愛花!」
昼休みに屋上で、打ち上げの打ち合わせをしていた愛花と永斗。美紅ちゃんへの連絡は、修也がすると聞いた愛花は、スマホに視線を落としたまま
「…そっか」
と言ったので、永斗は、そんな愛花の顔を見ながら、
「………っ愛花!」
と、名前を大きな声で呼んだ。愛花は、スマホから視線を上げて、永斗を見た。少し驚いた顔をしている。
「………何?急に大きな声出してびっくりした」
いつもの冷めた感じで返答する愛花の顔を永斗は見つめた。
「愛花はさ、言いたいことあったら、何でも言うやつだって俺は思ってるから!」
「……はあ」
愛花も永斗を見ている。
「だから俺はいつでも何でも聞くし、そんときは、お前の味方だから」
永斗は続けた。
「……。…何よ、いきなり」
「ぐるぐる考えても分かるのは、自分の気持ちだけだったから、とりあえず自分の気持ちを伝えといた!」
永斗は愛花の頭をなでた。
「打ち上げ、楽しもうな!幹事として一緒にみんなを盛り上げようぜ!」
そんな永斗に、愛花は文句を言う。
「…っもうっ、雑に触らないで!ぐしゃぐしゃになるじゃん!ばかながと!」
「えーどこがぐしゃぐしゃ?直してやるよ」
「だからそれがぐしゃぐしゃなのーもー」
分かるのは自分の気持ちだけ
俺は愛花が笑ってても怒っててもいいけど
泣いてんのは
嫌なんだよな…
***
打ち上げ当日。カラオケ店。
「それでは、球技大会お疲れ様でしたー!」
「かんぱーい!!」
「女子ソフト優勝おめでとー!!」
カラオケのパーティールームで、ジュースと軽食で打ち上げが開催される。
「いま歌ってるの前島くん?」
「あっ、野球部の前島くん!」
「修也くんにバッティング教えてくれた前島くん!」
前島くんが歌っていると、肉食女子たちがタンバリンやマスカラで盛り上げてくれた。
「前島くーん♪」
本人の知らない間に、主に肉食女子の間で、ちょっとした有名人になっていた。女子ソフト優勝、影の立役者、前島くんが歌った。
「次は、氷鬼に本気出しすぎて、球技大会本番は筋肉痛になった俺たちが歌いまーす!」
と、他のクラスメイトが歌い出した。
「あはは、なにそれ」
「氷鬼ってなんのことー?」
練習に参加しなかったクラスメイトが聞いた。
「なんかー、前日の練習行った人で氷鬼やったらしいよ」
「えー、なんの練習してんの?しかも本番は筋肉痛って」
ジュースを飲みながら、女子たちが話している。
「はい、曲入れたら次に回して」
デンモクが美紅ちゃんに回ってきた。美紅ちゃんの隣には、修也が座っている。美紅ちゃんは、デンモクを手に、固まっていた。
「…美紅ちゃん、あんまりカラオケ慣れてない?」
隣の修也が声をかける。
「…えっと、いままで来たことがなくて」
「そうなんだ、機械の使い方とか分かる?」
「あ…はい…たぶん、他の人が使っているところを見ていたので」
そう言いながらデンモクを触っている美紅ちゃんの手元を、修也も覗き込んだ。
「この曲を…」
「あー最近よくCMで流れてるやつだ、いいよね、これ俺も好き」
二人の様子を、2人の正面に座っている女子が眺めていた。
ToBeContinued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode52【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode50【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode51】の 感想
永戸の優しさ、素敵ですよね。さりげなさというか。踏み込んで聞くわけでもなく、傷をえぐるようなことは決して言わず、でも察して接する。。。
永斗は愛花のこと、やっぱり好きなんだよね???どうなの???それとも、友情のほうが大きい?真理ちゃんも永斗も、愛花のことは、妹みたいに思っているのかなと今までは思っていました。
永斗の性格がよすぎてわかりません(笑)だってもしそうだとしたら、修也に対してとかの愛花の気持ちとかに気づいてて、修也とも仲良くて、切な過ぎませんか。。。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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