web漫画/学級委員に、なりました。【第40話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode40】 を一言で
みんなで練習、氷鬼!!
学級委員に、なりました。【episode40】の あらすじ
「キャー修也くん三振してる~、かわいいー」
「もっかいだってー」
「必死になっててかわいいー」
と、キャーという肉食女子たちえお横目に、永斗は納得いかない。
「なんで三振して女子にきゃっきゃされてんの!?」
そして気持ちを切り替えたのか、修也の方を見て
「よし、次俺打つ!!誰かピッチャー交代して!!」
と言う。そんな永斗に、修也はもう一度言う。
「つかお前バレーじゃん、もういいかげんバレーの練習しろよ」
そう言われて永斗は、不満そうな顔をした。
「えーだってバレーのやつ誰も来てねーんだもん、ひとりでやってもな…」
「…ひとりじゃないから」
そう言いながら、修也はグラウンドの端を見つめた。
「さっきからずっと、美紅ちゃんが熱心に練習してるよ」
永斗も美紅ちゃんを見た。
「うわ気づかなかった、ひとりでもくもくとトス練習してる…よく見てんなー修也」
「そりゃ見るでしょ」
と言う修也をみて、永斗はにひっと笑った。
「なるほどー…そら余所見してたら三振するわー俺と違って運動得意じゃないくせにー」
修也は、少しむすっとして
「…別に打席では見てないけど…」
そりゃ見るでしょ…好きな子のことは
ひたむきなその姿に、俺もがんばろうって思える
美紅ちゃん頑張ってるな、と修也は思う。
「うーん…てかさー、人数の集まり方もバラバラだし、種目別の練習はここまでにして、みんなでできる練習しない?」
おもむろに永斗が提案した。
***
愛花は、ひとりでバッドを握りしめて、先程修也にに教えてもらった前島くんのアドバイスを反芻する。
脇はしめて、力みすぎず、ボールをよくみて、とにかく思い切り振る…
ブン
…こんな感じ?素振りしてみたけど…
そんな愛花に、少し離れたところから、永斗が声をかける。
「おーい愛花!」
愛花は、振り返った。
「みんなで一緒に練習しよーぜ!」
「…みんなで一緒に?」
と愛花は、振り返りながらつぶやく。
「なになにー?」
「何するの~」
と他のクラスメイトたちも集まってくる。
「えーと、どの競技でもだいたい、共通して必要なのは足、そして仲間との絆!」
永斗が話すのを、修也や美紅ちゃん、愛花は近くで聞いていた。永斗は、にしっと笑いながら続ける。
「だから、それらをまとめて鍛えるために…みんなで氷鬼大会だー!」
クラスメイトたちが、騒ぎながら走り出す。
キャー
わー
鬼こっちきたー
誰かタッチしてー
鬼になった肉食女子たち三人も、修也にタッチできるチャンスとばかりに燃えている。修也は、走りながら、集中して狙われてることを感じ取っていた。
修也が逃げていると、前にカチコチに凍らされている美紅ちゃんがいた。
「美紅ちゃん!手出して!」
修也は走りながら、そう言って手を伸ばした。そして、美紅ちゃんが伸ばしてきた手にタッチする。
「あっありがとうございます…!」
「どういたしましてー!」
と言いながら、修也は、肉食女子たちに追われて逃げて行ってしまった。
愛花はそんな2人の様子を少し離れたところから、立ち止まって見ていた。周りのクラスメイトは、逃げたり追いかけたりで盛り上がっている。そんな愛花の肩に、誰かがポン、とタッチした。
ToBeContinued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode41【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode39【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode40】の 感想
球技大会の練習に、氷鬼大会?って筋肉痛になりそう・・・と思ってしまいましたが、若い高校生だから大丈夫なのでしょうか???
でも、球技大会の前日に、一生懸命練習しても、たった1回、数時間の練習では、そんなに変わらないですよね。むしろ、氷鬼とかして、仲良くなって、コミュニケーションがいっぱい取れるようになっておいたほうが、チームワークという面では、有利になるのではと思いました。
合法で直接誰かを触れるシステム、氷鬼!!いいですね。修也、追いかけられすぎですけど・・・
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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