web漫画/学級委員に、なりました。【第31話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode31】 を一言で
放課後、二人の反省会
学級委員に、なりました。【episode31】の あらすじ
修也が教室で、反省文を書きながら、美紅ちゃんとの親睦の深め方について考えていた。すると、教室のドアがガラッと開いた。そして、美紅ちゃんが入ってくる。
「美紅ちゃん…!えっなんで…美紅ちゃんが」
修也は思わず声を上げた。
「…先生に反省文の用紙をもらってきました」
そう言って美紅ちゃんは、手に持っていた紙を見せた。
「私も授業に遅刻してしまったこと、反省します」
修也は少しドキッとする。修也は今まで、まったく違うことを反省していたからだ。
「…ていうか美紅ちゃんは別に反省することないんじゃ……」
修也が思い出したように言った。
「いいえ…反省することだらけです…!」
美紅ちゃんは慌てたように言った。
修也はそんな美紅ちゃんを見て、思わず柔らかい表情になる。
「…俺も反省することいっぱいあるんだよね。だから、こっちで一緒に、反省しない?」
ほんのりと美紅ちゃんの頬が赤くなる。
修也の前の席を、反転させて修也の席にくっつけた。
「えっと失礼します」
と座ろうとする美紅ちゃんに、修也も左手で促す。
「どーぞどーぞ、つって前島くんの机だけどね」
向かい合わせの机に着いて、2人は反省文を書く。
「今日は…ほんとにごめんね」
おもむろに修也が言った。美紅ちゃん原稿用紙に落としていた視線を、顔を上げて修也に向ける。
「…いえ」
「それから、ありがとう」
修也も美紅ちゃんを見つめながら、言葉を続けた。
「俺のために嘘をついてくれたり、屋上までおいかけてくれたり…美紅ちゃんにたくさん悪いことしといて不謹慎だけど、すごく嬉しかった」
その言葉を聞いた美紅ちゃんは、赤い頬をさらに赤く染めて、話しはじめる。
「…そ…そう言ってもらえると、いま…そのことを反省している最中に…不謹慎ですが…私もよかったって…心が軽くなります…」
そう話す美紅ちゃんを見ながら、修也は優しくほほ笑む。
「あっ…でももちろんいけないことにかわりはないので、これからはこんなことがないように気をつけます…!」
そんな美紅ちゃんに対して、修也がある提案をもちかける。
「…その「これから」についてなんだけど…」
美紅ちゃんは、不思議そうな顔をして聞いていた。
ToBeContinued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode32【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode30【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode31】の 感想
美紅ちゃんのまじめさはさすがですね。自分は反省文なくてラッキーなんて思いもせず、修也と二人きりになる口実GET的な下心もなく、本当にいい子なんだと思いました。
むしろ、修也の方が下心てんこ盛りでした。でも、修也の美紅ちゃんを思う気持ちも、まっすぐすぎて素敵ですよね。二人して、反省をしないといけない場面なのに、不謹慎ですがと前置きをして、かわいい本音を言ってしまえるなんて、いいですね。
修也、みくちゃんとのこれからについて、何をはなすのでしょうか???
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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