『学級委員に、なりました。』episode32【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第32話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode32】 を一言で

 一歩前進!!脱仕事上の関係

学級委員に、なりました。【episode32】の あらすじ

修也と美紅ちゃんは、放課後の教室で二人、授業に遅刻したことの反省文を書いていた。机を向かい合わせに座る二人は、反省文を書く手を止めて、今日のことを話していた。

「…その「これから」についてなんだけど…」
修也が切り出すと、美紅ちゃんは、不思議そうな顔をして聞く。
「美紅ちゃんっていまも、学級委員同士だから俺と話してくれてる?」

え…?

美紅ちゃんは、修也に思ってもみなかったことを聞かれたので一瞬戸惑う。
「前に言ってたよね。学級委員同士、コミュニケーションをとるためにがんばって俺とも話せてるって」

美紅ちゃんは、うつむいて考える。

…いまはどうなんだろう

藤崎くんは誰とでも気さくに話してくれるから

そんなこと考えなくても

いつの間にか自然に…

話せてる…?

修也は、そんな美紅ちゃんの反応を見ながら、言葉を続けた。
「今日もみんなの前で、仕事上の関係って言ってたけど…それ、友達じゃだめかな
美紅ちゃんは、顔を上げて修也を真っ直ぐに見つめる。
「…これからは仕事上の関係じゃなく、友達の関係…俺と友達になろ?」
修也も美紅ちゃんを見つめて言う。
「…だめ?」

すると、修也が見つめる美紅ちゃんの顔は、みるみるうちに真っ赤になった。両手を口元に添える。そして、たまらなくなり、バッと下を向いた。
「…美紅ちゃん?」
美紅ちゃんは、下を向いたまま何も答えられない。
「…美紅ちゃん?あの、いやならいやっていってくれれば…無理にとは…」

美紅ちゃんは下を向いたまま、やっと声を発した。
「そんなこと…いってもらえたのははじめてで…はじ、めて…で…」
そう言って、少し顔を上げた美紅ちゃんの顔は真っ赤だ。

…友達からはじめても これ…

修也は思う。

「あ、えっと、だっ…大丈夫!」
そして、何故か両手を小さく上げてしまう。
「怖く…ないよ…?」
と謎のフォローの発言もしてしまう。

「あ、あの、と…友達になるのははじめてなので…うまく…できるかわかりませんが、がっ…がんばります…!」
美紅ちゃんは、顔を上げてきっぱり言い切った。

友達とは

そういう感じだっけ?

と修也は思う。

なんかスタートからいきなりずれてる気がするけど…

…でもまぁそこが美紅ちゃんらしいというか…

可愛いなと、思う

美紅ちゃんのその反応に、修也はくすくすと少し笑ってしまい、美紅ちゃんはどうして修也が笑っているのかと不思議そうな顔をする。
「…うん、俺もがんばるから」

美紅ちゃんに好きになってもらえるように

「これからもよろしくね」
修也は、そう言いながら右手を差し出した。美紅ちゃんもその右手に応じて、2人は握手をする。修也は美紅ちゃんの手を握りながら、ほほ笑んだ。

…まずは

脱仕事上の関係ということで

一歩前進

「よろしく…お願いします」
美紅ちゃんが、修也の手を握りながら言った。

ToBeContinued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode33-1【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode31【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode32】の 感想

修也がずっと気にしていた、仕事上の関係からは抜け出すことができましたね。友達ってことですね。

修也があの時告白していたらどうなっていたのでしょうか。美紅ちゃん、やっぱり混乱してしまうとは思いますし、ものすごく困った顔をするのではないかな、という予想はできます。

友達っていうのは、今は前進したからいい響きですけど、結局のところ、愛花→修也の関係と、修也→美紅ちゃんの好きと友達の構図が同じですね。美紅ちゃんの気持ち次第では、修也がこの友達という呪縛に苦しまないといいな、と思っています。

なにはともあれ、美紅ちゃんも友達がいるということはいいことなので、よかったです!!

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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