web漫画/学級委員に、なりました。【第23話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode23】 を一言で
美紅ちゃん、先生と修也と鉢合わせ、そのあと修也のあとを追う
学級委員に、なりました。【episode23】の あらすじ
美紅ちゃんは、廊下でキョロキョロしながら、修也のことを探していた。
…藤崎くん、どこだろう…
…やっぱり、このままじゃいやだ…
先程の修也の言葉を思い出す。
「いままで話したことも嘘?」
…藤崎くんに謝って
ちゃんと伝えたい
本当の気持ちを…
そして美紅ちゃんは、廊下の先に、小山先生と話をしている修也の姿を見つけた。
「あ…」
美紅ちゃんは、2人に近づいていく。
「…それ、本心かも」
修也が言った。
「…藤崎?」
「美紅ちゃんにはほんとにひとりの方が良かったのかもね。そしたらそうやって、先生に気にかけてもらえるし?」
じゃなかったら、何で、あんな嘘…
「今日は何もありません」
と言った美紅ちゃんのことを修也は思い出していた。
「…それじゃ、失礼します」
修也が先生にそういうと、ふいっと体の向きを変えた。先生の体に隠れて見えていなかった美紅ちゃんが、すぐ近くにいた。修也は美紅ちゃんに気が付く。先生も気が付いた。
「…美紅ちゃん」
「吉川…?」
美紅ちゃんは少し、驚いた顔をしていた。
「…あ、あの」
美紅ちゃんは何かを言いかけるが、修也は聞かずに、自分が話す。
「今まで邪魔して、ごめんね」
そして、スッと体の向きを変えて、先生や美紅ちゃんから離れるように歩き出していった。美紅ちゃんの心も、修也の心もズキンと痛んだ。
階段を上がる修也の後ろから、美紅ちゃんが追いかけてきて、修也のことを呼んだ。
「…藤崎くん…っ」
修也は、振り返らずに、階段を上がっていき、ドアを開けて屋上に出る。晴れていて、真っ青な空が広がっていた。屋上にでた修也の後ろで、ガチャンとドアが閉まる音がした。キーンコーンカーンコーン、とチャイムが鳴る。
「あーあ、チャイム鳴っちゃったよ……こんなとこまでついて来ちゃって、学級委員が、授業サボっちゃ、まずいんじゃないの?美紅ちゃん」
屋上のドアの前で、美紅ちゃんが、泣き出しそうな、困った顔をして、立ち尽くしていた。
To Be Continued
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode24【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode22【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode23】の 感想
美紅ちゃんは、ゆずれないところもある子、と修也が以前に評していました。いま、美紅ちゃんの、謝らなきゃ、本当の気持ちを伝えなきゃ、は譲れないことになっているように見受けられます。修也の意地が勝てる気が全くしません。
マンガのいいところは、簡単に屋上に出られるところですよね。いい天気の日に、学校の屋上で授業をサボるって、うらやましいです。今回修也は、心穏やかにさぼってるわけじゃないので、それどころじゃないと思いますが。。。
授業よりも、修也に謝ることを優先させた美紅ちゃん。修也はものすごく、盛大な嫌味を言っていますが(笑)いままで修也のそういう部分って、全然出て来なかったので、ちょっと可愛いです。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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