『学級委員に、なりました。』episode17【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第17話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode17】 を一言で

美紅ちゃんの「先生狙い」の噂

学級委員に、なりました。【episode17】の あらすじ

愛花は、廊下でたまたま会った去年のクラスメイト二人と、近況を話していた。修也が学級委員になったこと、自分たちがふざけて推薦したことを話した。修也がサボっていることを心配した友達が、相手の学級委員が誰かを聞く。愛花が答えると、友達のうち一人のは美紅ちゃんのことを知っているようだった。

「それ、吉川美紅?」
「…え?そう…だけど、知ってんの?」
愛花は、意外そうに聞いた。
「あたし同中でさー、吉川って中学の時も、ほぼ毎回学級委員やってたんだよねー。」
それを聞いた、隣にいたもう一人の友達も驚く。
「毎回?マジで?内申よくしたいとか?」
「それがさー、あの子が学級委員やってる理由、内申目当てじゃないかっていう子もいたんだけど、他にも一部では変な噂とかもあったよ。本人は知らないだろうけど」
「変な噂って?」
友達が食いつく。
「「先生狙い」って…」
「は?どういうこと?」
友達が聞く。愛花は、黙って話を聞いていた。

「実は吉川は教師フェチで、学級委員になって先生に近づいて落とそうとしているとか、そういう噂」
「何それ、~こわ~」
「でも中学だったら、内申説有力だけど、高校ではそういうメリットなくない?大学の推薦だって、学級委員くらいじゃあねえ」
二人は愛花をおいて、どんどん盛り上がっていく。
「それなのにいまでも学級委員やってるってことは…」
「まさかの…?」
「先生…?」
愛花は、少しうつむいて考えていた。

…先生

…狙い

***

教室。朝のホームルームが始まった。
「出欠とるぞー」
愛花は、先程聞いた、友達の話について考えていた。

先生のことを

吉川さんが…?

…なんの証拠もない、ただの噂話…

だけど

そんなこと、どうでもいい

***

体育の時間。
「今日は、100メートル走のタイムをとるよー、まずはC組から」
体育の先生が話をする。

「ゆあちゃん、昨日のドラマみた?」
「みたみたー、凛くんでてたね」
待ち時間に、適当な話をしているクラスメイトに、愛花が話しかける。
「ねえ、ゆあちゃん達ってたしか…1年のとき、小山先生のクラスだったんだよ…?」

あの子と修也を引き離せるなら

何でもいい

***

男子たちも、同じ種目をやっていた。
「お前、タイムどうだった?」
「前島君、足速いねー」
とクラスメイトが話している中に、修也の姿もあった。愛花は、遠目に修也の様子を眺めていた。

…修也

体育もサボんなくなった…

愛花は下を向く。唇を噛みしめて、そして顔を上げた。修也に近づいていく。
「…修也!」
そして、修也に話しかける。
「…修也は、吉川さんの噂のこと…知ってる?」

To Be Continued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode18【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode16【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode17】の 感想

女子の噂話って、えげつないですよね。中学生のころの噂話で、教師フェチって、女の子が数人集まって盛り上がって話していると、出てきそうな発想です。美紅ちゃんに限って、とは思ってしまいますが。

きっと愛花は、少し冷めているというか、ちゃんと冷静な所があるので、そんな噂話は、最初から信じてはいない感じです。でも、今、愛花は、修也しか見えていないから、どんな噂でも、何とかして二人を引き離したいようです。

でも、上手くいくでしょうか?それを修也に伝えたとして、いい結果は、まったくもって想像できません。美紅ちゃんを陥れようとすればするほど、自分に返ってきてしまいそうです。

愛花は、14話で、自分のことを、ぶりっこだけど、自分のことを受け入れてくれる友達がいる、と評していました。修也もそのうちの一人だと。気持ちを伝えることを、ずっと我慢して、守ってきた友達と言うポディションまで失ってしまいそうです。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

 

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