『学級委員に、なりました。』episode14【あらすじ&感想】

スポンサーリンク
学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
スポンサーリンク

web漫画/学級委員に、なりました。【第14話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode14】 を一言で

特別はない、みんなに平等な修也

学級委員に、なりました。【episode14】の あらすじ

愛花は、一人帰りの電車に乗りながら、修也のことを考えていた。

***

修也と出会ったのは高1のとき

同じクラスに、修也がいた

愛花は、ぼんやりと修也のことを眺めながら、

・・・なんかかっこいいかも、あの子

と思っていた。クラスのあちこちで、修也がかっこいいと言う声が聞こえてくる。愛花は、他の子も同じこと思ってる、と思っていた。

修也は最初から

女子の間でひそかに注目されてたけど

本人は知ってか知らずか、

そんなこと何でもない風に

自然体でゆるく構えてるとことか

また、かっこいいなと思った

***

修也は、授業にはときどきふまじめだった。ある日のこと。。
「あっ藤崎帰ろうとしてる!」
鞄を持った修也が、クラスメイトに呼び止められる。
「え?だって次自習って言ってなかったっけ」
「自習って言ってたけど帰っていいとは言ってなかったぞ」

その話を近くで聞いていた永斗が、のんきに口をはさんだ。
「まぁな…でも最後の時間が自習とか、もう帰してくれよって感じだよなー…」
そう言って、永斗は修也に、がしっとひっついた。
「よし!帰るか!」

それを近くで聞いていた愛花が、修也の腕にしがみついた。
「ならあたしも!ていうか遊びにいこーよ~、ねー?真理ちゃんも…」
愛花のすぐ後ろで、女子二人のクラスメイトがひそひそ話をする。
「ぶりっこきっも…」
「遊びにいこーよ~だって」
そういってくすくす笑う。愛花にもその声は聞こえていた。

あたしは

性格いいわけじゃないし

普通にぶりっこだし

自分でも嫌われるタイプなのは

自覚してる

だけど

これが

あたしだもん

そんなあたしを

受け入れてくれる友達もいる

永斗に愛ちゃん。そして

修也だってそのひとりで…

…みんながいるから

陰口くらい何とも思わない

「でもさすがにぞろぞろ抜けるのはちょっとなー学級崩壊」
帰ろうとしていた修也が、鞄をおろした。
「じゃあ席移動して、おしゃべりしてよー?」
愛花が提案する。修也、ひとりで帰っちゃだめだよ?と。そして、修也と永斗と愛花と真理ちゃんは、机を寄せて、4人でゲームや雑誌の話をしていた。

「ねえ~私たちもこっち来ていい?お菓子あるよ」
他の女子グループが合流してくる。そして、みんなで輪になって、お菓子を食べたり、ゲームの話をしたり。修也を狙うヒナちゃんも、その輪の中にいた。修也に手作りのお菓子をあげてアピールしている。

修也はいつだって

来るもの拒まず

誰とでも仲良く…

***

あの自習の日から、しばらく経ったころ。愛花は、女子トイレでひなちゃんたちのグループが話しているのを、通りすがりに聞いてしまう。
「もしかしてヒナいけるんじゃない?」
「藤崎と最近よくしゃべってるじゃん、ヒナ」
「もう告っちゃいなよ」
ヒナちゃんの友達がすすめる。ヒナちゃんもまんざらでもなさそうだ。

だけど

踏み込もうとしたら

かわされる

***

ヒナちゃんは、ふられて泣いていた。ヒナちゃんの友達は修也の見る目がないバカ、と修也の悪口を言っていた。
「あの子、修也に告ったんだー」
遠目に見ていた真理ちゃんが、愛花に言った。
「そうみたいだねー」
と、愛花も興味なさそうに答える。

来るもの拒まず

誰とでも仲良く

みんなと平等に接する修也は、誰のことも「特別」には、思ってないような気がした。愛かは思う。

…バカはそっちでしょ

修也のことちゃんと見てたらわかるのに…

あたしはちゃんとわかってるよ

あたしのことも

『特別』じゃないって

To Be Continued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode15【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode13【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode14】の 感想

修也も今までどこか冷めているところがあったけれど、愛花も冷めているというか、冷静と言うか。意外と客観的な視点で、自分のことを見ているんだなあと思いました。性格は悪いわけじゃないが、普通にぶりっ子って(笑)、同性に嫌われるタイプって(笑)なかなか冷静に捉えています。そんな愛花だから、人のことも良く見ているし、修也のこともよく見ていたのだと思います。

修也の、自分だけサボろうとするのはいいけど、クラスみんながサボるのはちょっと、という感覚も面白いですよね。ほんとになんにも考えていなかったら、そんなこと関係なく帰ったり、遊びに行ったりしちゃいます。元々は、真面目なんだろうなあと思います。

 

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

 

コメント