『学級委員に、なりました。』episode10【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第10話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

 

学級委員に、なりました。【episode10】 を一言で

「俺も手伝うよ」

学級委員に、なりました。【episode10】の あらすじ

「…では先生からは以上です。あとは学級委員、前に出て進めて………」
担任の先生が、修也と美紅ちゃんに、前に出てくるよう促した。

***

「えっと、まず資料配りまーす」
修也と美紅ちゃんが、手分けしてホッチキス留めされたプリントを配った。
「あ、そうだ。美紅ちゃん、黒板頼んでいい?」
修也が言った。
「委員会のとき、メモとってる字がすごく丁寧できれいだったから、かなり見惚れた」
それを聞いた美紅ちゃんは少しだけ驚いた顔をして
「わ、わかりました。がんばります!」
と答えた。修也は進行を担当する。
「えー今配った資料は…」

二人の様子を、先生は少し嬉しそうに見ていた。クラスメイト達も見ていた。
「なんか、修也、上手いこと学級委員やってるよねー、ちょっとゆるい感じとか、みんなの空気和ませるっていうか」
和気あいあいとした雰囲気で進める修也を見ながら、真理ちゃんが、愛花に言った。
「あいつ、授業もサボんなくなったしさ、最初はふざけて推薦しちゃったけど、まあ…結果オーライ?」
愛花は、それでも面白くなさそうな顔をしていた。

***

放課後。愛花は、修也に話しかける。
「修也!」
「愛花」
修也は振り返った。教室では、バイバーイと言いながら、帰っていく生徒たちで、ざわざわしていた。
「っ…今日は…委員会ないでしょ?…一緒にっ帰ろーよ!」
愛花は言いながら、修也の服の裾を掴んだ。
「…おー…つかえらい気合入ってんなー誘い方、何?今日なんかあんの?あ、もしかしてこの前のおごるのがどうのってやつ?」
修也は何気なく答える。愛花の、裾を掴む手に、ギュッと力が入った。

「…あれ?美紅ちゃん?何してんの?」
愛花の背後で、ガタンと音がした。修也が、音のした方を見ると、美紅ちゃんが掃除道具入れを開けているところだった。修也が、美紅ちゃんの方へ近づいていくので、愛花の手から、修也の裾はすり抜けてしまう。
「えっと…破損している…ほうきがあって…そうじの時間に見つけたんですけど、他にも壊れているものがないか点検して先生に報告しようと…」
美紅ちゃんが説明する。

「何それ、大変そう。俺も手伝うよ」
修也が言う。
「えっ、でも…これは先生に頼まれたことじゃなく…私が個人的にしていることなので…」
「…じゃあ俺もそれ、個人的に手伝うから、一緒にしよ?」
修也が、笑顔で言った。

To Be Continued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode11【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode9【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode10】の 感想

最近、修也と美紅ちゃんの二人きりのシーンや、修也の家での話が続いていたので、愛花や、クラスの女子たちの状況、忘れていました。。。せっかく、修也が、美紅ちゃんのおかげで、ほっこり幸せな時間を過ごしていたのに、こちらは不穏な空気が漂っていたのでしたね。思い出しました。

モテるって、いいことばかりじゃないんですね。修也は、愛花の気持ちは知らないわけだし、仕方ないですが、でもこれはちょっと配慮が足りなかったのでは?と思えてなりません。遊びに誘ってる愛花の目の前で、美紅ちゃんを手伝うことを申し出るのはちょっとひどいと思ってしまいました。

愛花まだ、直接何かあったわけじゃないけど、愛花の気持ちが、美紅ちゃんを攻撃する方向へ向きませんように。。。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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