【パグブログ】02:『パグが欲しい』
まだ、パグが来ていないので、パグの写真がアップできません。。。
ずっとパグが欲しかったのです。というのも、昔、パグを飼っていたのです。一度パグを飼うと、もうパグ以外は受け付けない中毒性がパグにはあります。
私が小学校に入学したくらいの頃、父方の祖父が保護された迷子のパグちゃんを貰ってきて飼いだしました。今から30年近く前のことです。当時は、別のところに住んでいました。車で6時間くらいかかる遠方で、祖父母とは夏休みと冬休みくらいしか会えませんでした。
祖父は犬が好きで、パグ犬を貰う前に、シー・ズーを飼っていましたが、老衰で亡くなってしまい、それからしばらくして、成犬のフォーンのパグがやって来ました。保護はしたけれど飼えなかった人から、持ち主が見つかったら返す約束で、預かってほしいと頼まれたようです。
犬好きの祖父でさえ、初めてパグと対面した時は、なんだこの犬は、と思ったそうです。当時は、パグ犬は、現在ほど知名度もなく、またインターネットなどはなかったので、祖父は犬種を調べることが出来なかったようです。父が祖父から、電話で新しく犬が来たこと、ものすごく変な顔をしている事を聞きました。ブルドッグのようだけど、ちょっと違う、と祖父は困惑しているようでした。
それから数日して、祖父から、犬の写真と、犬種を調べてほしいことと名前を考えて欲しいという手紙が届きました。その写真が、私が初めてパグを見た瞬間でした。衝撃でした。
送られてきた写真です。古い写真なので、劣化してしまっています。
パグちゃん
早速、持っていた図鑑で調べましたが、載っていませんでした。そこで、本屋で、もっとガッツリとした犬図鑑を買ってもらい、調べました。家族で顔を突き合わせて、図鑑を覗き込みました。
「これじゃない?」
と、母が図鑑を指さしました。写真と、図鑑の写真をよく見比べて、これだあ!となりました。その図鑑に、『パグ』と書かれていました。
「パグっていうんやね」
そんなようなことを言ったのを覚えています。幼心に、私は、こんなへんてこな犬種が、突然変異とかではなく、ちゃんと種類として存在していたことに衝撃を受けていました。
父が言ったのか、母が言ったのか覚えていませんが、
「名前は『パグ』ちゃんでいいんじゃない?」
と言い、パグちゃんと名付けました。その旨を、祖父母に手紙で伝えたように記憶しています。はじめてパグちゃんと会えたのは、数か月後のお盆だったように記憶しています。
その数年後、私が小学4年生のときに、祖父母と同居することになりました。車で6時間の距離を引越しました。転校もしました。そして、パグちゃんとも、一緒に住むことになったのです。
パグちゃんは、パグ特有のおでこの皺や背中の肉、困った顔がTHEパグ、といった感じのパグちゃんでした。残念ながら、引っ越して数年後に亡くなってしまいましたが、私にとっては初めて飼った犬がパグちゃんだったのです。
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