『学級委員に、なりました。』episode100【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第100話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode100】 を一言で

美紅ちゃんを独り占めしたい!!

学級委員に、なりました。【episode100】の あらすじ

愛花が笑顔で言う。。
「…やっぱり仕事第一だもんね、美紅ちゃんは。でもそれが、美紅ちゃんらしい魅力だよね!」

美紅ちゃんは、少し赤くなりながらも愛花のことを真っすぐに見ている。

きっと修也も
美紅ちゃんのそういうところが好きなんだろうな…

『美紅ちゃんには美紅ちゃんの魅力があるからね』
『僕はそのままの美紅ちゃんで、全然いいけどな―』
以前、修也が笑顔で言っていた言葉を思い出していた。

だけどあたしは
美紅ちゃんのおしゃれもあきらめたくない…!

愛花の心はメラメラと燃え上がる。

「うん!じゃあ準備室で髪直してこよう!あたしがやってあげる!」
愛花が言った。

「え、でも三つ編みなら自分でできますよ…?」
そういう美紅ちゃんに
「いいからいいから!」
と愛花は言った。
「真理ちゃん!美紅ちゃんと一瞬抜けるね!」
「りょーかい」

***

「3番テーブル、タピオカミルクティー2つお願い」
修也がクラスメイトにメモを見せる。
「はーい」

準備してもらっている間に、顔を上げて教室内を見渡した。

…と、美紅ちゃん大丈夫かな…

隙を見つけては見守り活動をしているのだ。

ん?

あれ?

待って…

教室内はカフェでにぎわっていたが、美紅ちゃんの姿が見当たらない。

え?美紅ちゃん?どこ?

さらわれたのではと、修也が焦りながらキョロキョロしていると、背後から声が聞こえてきた。
「あー美紅ちゃん三つ編みにしたんだー」

修也が振り返ると、いつもとは違う感じのふんわりとした三つ編みに花の飾りを散りばめた美紅ちゃんがいた。

「可愛い!いつもの三つ編みとは違うね、エクステのアクセもついてる~」
真理ちゃんが言う。
「ひと手間かければ雰囲気変わるよね、文化祭の間くらいこういうのもいいでしょ、仕事の邪魔にもならないし♪」
愛花が答える。
「ありがとうございます、愛花ちゃん」
美紅ちゃんが嬉しそうに言った。

これはまた…
目が離せないな…

三人の様子を少し離れたところから見ていた修也は、クラスメイトに呼ばれていた。
「…くん、藤崎くん、はい、ドリンク出来たよ」
「あ、ああ…ありがとう」
我に返って修也は返事をした。

「はは、ぼーっとして修也も大変だなー」
修也の肩をポンと叩いて話しかけてきたのは、永斗だった。
可愛い彼女が気になって仕方ないのは分かるけど、お嬢さま達が待ってるぞ。指名じゃんじゃん来てるから…」

ああ
早く

美紅ちゃんを
独り占めしたい

***

こうしてカフェは大盛況で一日目を終え

本日二日目
文化祭最終日…

「2-Dのカフェ、ただいま整理券お配りしてまーす」
「指名とかできるのかな」
「あたし昨日もきたよー」

修也や美紅ちゃんのクラスのカフェは、がやがやと賑わっていた。

「ドリンクとスイーツメニューのテイクアウト可能でーす」
「テイクアウトされる方はこちらからどうぞ」

修也が女性のお客さんに廊下に出てお辞儀をする。
「ありがとうございましたー」
女性は嬉しそうに、少し赤くなった。

「なかなか盛り上がっているじゃないか、藤崎くん」
そう言って修也に声をかけてきたのは、生徒会長だった。
「会長」

「君たちのクラスが昨日にもまして賑わっていると聞き、トラブルがないか見回りに来たのだが、列の整備なども問題なさそうだな」
会長が言う。
「それはどうもー」
と修也が言ったところで、近くで歓声が上がった。

キャー
「やだ💛新しいイケメン来た~💛💛」

会長は声をあげたお客さんに、スッと近づいた。
「我が校の文化祭、楽しんでいただけていますか?」
「最高ですっ」
女の子達は大きな声で返事をした。

その様子を眺めていた修也は、

ふーん

会長
壁ドンしてないじゃん

壁ドン封印成功かな…?

と考えていた。

***

「本日は15時で一般公開を終了いたします」
校内放送が流れた。
「本校生徒は一般公開終了後も引き続き16時まで…」

メイドと執事の格好からクラスTシャツに着替えた修也と美紅ちゃんは、まだにぎわっている校内を並んで歩いていた。
「一般のお客さんが減ってやっと交代する余裕ができたけど、このあと生徒会の仕事があるから遊ぶ時間はなさそうだね…昨日も忙しくてクラスと生徒会を行き来しているうちに終わっちゃったし、美紅ちゃんと文化祭見て回りたかったのに残念
修也が言う。

「そうですね、他のクラスの出し物はほとんど見れませんでしたけど…でも忙しかったということは、それだけお客様にカフェを楽しんでもらえたんだと思うので、学級委員としてはうれしいです」
美紅ちゃんが言った。

「じゃあ彼女としては?」
修也の問いかけに、美紅ちゃんは少し困惑した表情を見せる。
「…、…えっと、彼女と…して…?」

修也は美紅ちゃんの手を取り、ドアを開け引き入れ、そしてパタンと扉を閉めた。
「…彼氏としては、早く美紅ちゃんのこと、独り占めしたかった…」

修也は美紅ちゃんを抱きしめた。
ToBeContinued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode101【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode99【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode100】の 感想

連載100話目おめでとうございます!!

美紅ちゃんがピュアすぎて、なかなか進展しなさそうだと思っていた二人でしたが、急展開!恋人らしいことしちゃうのかな。次回は美紅ちゃん真っ赤っかだろうなーと想像するとついにやにやしてしまいますね。

ここから生徒会の方へ向かっていたということは、ここは生徒会室?なのか、行く途中の、今日はきっとあまりつかわれないであろう印刷室なのかどうか分かりませんが、バタンってドア閉めちゃいました(笑)

100話でキスかなーと勝手に思っていましたが、そこまでいきませんでしたね。このほんわかした展開がこの漫画の良さなのですが、ちょっとヤキモキ、次回が楽しみです。

あと、部活で来られないって言っていたしもにー、加賀くんに会いに、終わり掛けに慌てて来てくれるんじゃないかと期待していましたが、全然出てきませんでしたね。。。でもこの後、生徒会の仕事に行くので、もしかしたら、何か展開が待ち受けているかもしれません。

あと、会長と九条さんの二人きりの様子とかももう少しみたいな、と個人的には思っています。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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