web漫画/カカオ79％【あらすじ＆感想6話】～残り21％の甘さ～
この話は、カカオ1巻に収録されています。
06：邪魔（2）
【あらすじ】
翼が勇を紹介するモノローグで始まる第6話。
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、クールなイケメンと周りは見ているが、翼から見ると、ただの食い意地の張った無愛想野郎とのこと。でも、良い奴だからモテるし、転校先でもモテるだろうと予想していた。予想していたけれど、あえて自己紹介で「彼女募集中」と言ったのだという。
＊＊＊
中1の頃、翼と勇と、翼の数少ない女友達の小林イツカの3人。幼馴染として仲の良すぎる翼と勇に、他の女子たちが良くは思っていないようで、２人の悪口を言っている女子生徒2人に、イツカは水をかけて撃退。
面倒だから２人付き合っちゃえば、というイツカの雑な提案に、家族（同等）とは付き合えないという翼。
それならばどちらかが恋人を作る（翼に彼氏は無理だから）勇が彼女を作ればいいとなった。
勇は彼女を作ることを興味ないと拒否。しかも、自分が彼女を作ったら翼はぼっちになると言った。この時はまだイツカがいた。
でもその後、イツカが転校し本当に2人きりになった。翼には女友達は0になり勇と恋人同士だと誤解されながらも日々過ごしていた。その時は特に気にせずに。
＊＊＊
「彼女作っていい？」
心にもない勇の言葉に対しての翼の反応は、予想以上に突き放した返答だった。好きにすればいい、私のことは気にしなくていい、と。そして
「そうやって、また私のせいで…」
と続ける。どうやら過去にあった出来事を気にしているらしい。勇はあの時の翼の勘違いを正そうとしている。
「あの時俺は…俺はお前のことが…」
「ス」と言ったところで、翼に手で口を塞がれる。
ヒロインとは思えない、すごい形相の翼。話の途中で翼はトイレに。快便ジュースの効果はテキメンだったようだ。取り残される勇、がっくりとため息をつく。
＊＊＊
うずくまりながらもトイレへと向かう翼。そこへ来たのは、転校初日の自己紹介の時に２人は付き合っているのかと質問してきたクラスメイト、モブ男だった。
「大丈夫？具合悪いの？」
とモブ男が翼の腕を取ったところで To Be continueｄ
【ネタバレ/伏線回収班】
・５話の快便ジュース、さっそく効果覿面→『カカオ79％』05：邪魔（1）【あらすじ＆感想】
★ここに注目★
・雷なるたびにビビッて翼にしがみつくピカチュウ以下の勇
・翼は恋人同士だと誤解されることを当時はどうでもいいと思っていた
・「ス」と言いかけた勇の口を翼が手で口を塞いで制止
【あらすじの続きはこちら】
前話はこちら→『カカオ79％』05：邪魔（1）【あらすじ＆感想】
【感想】
翼は勇がモテることにたいして、イケメンだから、ではなくて、いい奴だからモテると思っているところに２人の絆を感じました。
最初の勇、以外の勇の顔がやばい。ヒーロ！？食べる勇。腹を空かせる勇。イケメンをイケメンとして書くのが少女漫画と思っていたので、顔面崩壊しているヒーローは親近感湧きますね。
中学時代の翼と勇。今より若干幼くて可愛い。。。イツカと翼が家族とは恋愛できないという話をしている時の
勇のシレッとした顔。どんな気持ちで聞いているのでしょうか。それにしてもイツカはいい奴ですね。
それにしてもそれにしても、屋上で翼が勇にあの時の何かを伝えるといういい場面でどうして快便ジュースが効果を発揮してしまうのだろう。５話で、変なジュース飲んでいるなあくらいにしか思っていませんでした。一人残された勇が憐れすぎます。作者に文句言っているし笑
そしてモブ男のモブ顔じゃないアップ。翼に興味があって付き合っているのか聞いたのでしょうか。。。
この話は、カカオ1巻に収録されています。
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