web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想22話】~残り21%の甘さ~
22:二人の勉強会(3)
【あらすじ】
お帰りと出迎える蛍と光。帰ってきたのは、短い髪を2つ結びにした勇。
翼が起きた後、自分の髪を結ばれた仕返しに、突然後ろから飛び掛かられ、髪を縛られ、そのまま勉強し、そしてそのまま帰ってきたとのこと。
勇は自室に戻ってから考える。
翼と勇は、普通に触られて、
当たり前のように触られて、
当たり前のように笑って、
この当たり前の一緒が翼の望む一緒だろうなーと。
勇はふと部屋の隅にある黒いランドセルに目をやる。翼が誰かと触れ合うことにときめいて心から誰かと一緒にいたいと思う時が来たら…
ちょっと考えて、ないない、と否定する。
***
翌朝、勇の手を翼はものすごい形相で握っている。どうやら秀才である勇の気をもらっているらしい。そのために、昨日も勇の帽子を被って勉強したと言う。
帽子が腐る、と言う勇に、翼は、
「腐ってないよ、ちゃんと髪洗ったから。ほら!超いい匂いする!
ちゃんと女の子の匂いするから」
「知っとるわ!」
知っていたことに驚いたのか、否定しなかった事に驚いたのか、少し固まる翼の手を勇は引いて学校へ向かう。
繋いだ手を翼は気にして離そうとするが、勇は、今自分の気を戻しているとかなんとか言って離してくれない。
離せよ馬鹿野郎!と言っている翼は、きっとまたゴリラになっている。
テスト結果、ふうとため息をつく勇と、机に突っ伏す翼。
To Be Continued
【感想】
翼が、勇が翼の女の子の匂いを知っとるわと言った事で、少しだけ勇を男として、意識しました?
やっぱり、勇と翼の「一緒にいたい」ことに対する見解の違いがありますね。
勇は不本意かもしれませんが、一読者の私としては幼馴染の翼と、勇と翼のじゃれあいを見ているのは結構好きです。
【ネタバレ/伏線回収班】
★ここに注目★
・勇は翼の髪から女の子の匂いがすることを知っとるわ
・勇の部屋あるランドセルの色は黒
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