【パグブログ】pugpugなるままにひぐらし10:『おすわりマスター』

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【パグブログ】pugpugなるままにひぐらし10:『おすわりマスター』

パグ男が我が家に来た二日目から、「おすわり」を教えだすことにしました。芸達者なわんこになって欲しいわけではありませんが、犬は本能的に上下関係の世界で生きていると言います。自分より「上」か「下」かしかないそうなのです。

そんな中で、人と犬がうまく共存するには「お友達関係」ではなく「主従関係」を築かなくてはなりません。むしろ、信頼関係の上にきちんとした主従関係を築いてこそ、飼い犬は幸せになれると言います。

私は、パグ男を警察犬のような訓練犬にするつもりはありませんが、基本的な芸を教えることを通して、信頼関係を築いていきたいのです。ほめられる喜びを知ることは、トイレトレーニングや、今後のあらゆる場面で必要になってくるでしょう。「ダメ」などの言葉や、厳しさを知ることも、人間との共同生活を送る上で、パグ男には必要です。

そのことを教えるために、まずは「おすわり」から教えることにしました。とはいっても、パグ男は言葉が通じません。

おすわりをマスターするまでは3日かかりました。

【初日】
1)ご飯をあげる時、ゲージの中にいるパグ男に、「おすわり」と言う。
2)ご飯の器を、だんだん上にあげ、パグ男の目線を上げさせる
3)器を、パグ男から見て後ろ方向に動かす
4)器を目で追っているパグ男は、体の構造上、自然におすわりをする
5)めっちゃ褒めて、ごはんをあげる

と言うのを行いました。ご飯のときだけでなく、ゲージから出すときも、ご飯の器を、手のひらで代用して行いました。部屋に出して遊んでいる時も、おもちゃやてのひらをつかておすわりをさせ、その都度、これでもかというくらい褒めて、撫でます。

すんなり出来ずに、たとえ偶然できたおすわりでも、かまわず褒めました。すると、パグ男は、「おすわり」のポーズはいいことなんだ、と認識するようになりました。

【二日目】
おすわりのポーズは完全に覚えていました。初日と同じように、教えているのですが、二日目になると、ゲージの外に出たい、お腹がすいた、おもちゃで遊びたい、という感情を、クンクーンと鳴きながら、おすわりをしてアピールしてくるようになりました。

「おすわり」の指示に対してのパグ男の「おすわり」が主従関係ですので、おすわりアピールはとりあえず無視しました。そして、落ち着いた時に、改めて「おすわり」という指示をだし、おすわりをしたら、要求を叶えるという遊びを続けました。

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二日目になると、ゲージの中では、完全におすわりをマスターしました。そのため、お座りをしている時間を過ごしずつ、伸ばしていきました。

【三日目】
相変わらず、なにか希望がある時はおすわりアピールをしてきます。

おすわりアピール中の写真です。出してほしいな〜っておもってるみたい。。。

この日は、ゲージから出してもおすわりが出来るように教えます。パグ男は、おすわりは覚えたのですが、ゲージから外に出すと大興奮で、指示が耳に届かない、という事態に陥ります。
「パグ男、こっち向いて!!」
と、とにかくアイコンタクトが取れるように回り込み、おすわりの指示を出します。

パグ男に落ち着きがないので、いつも絶対に出来るわけではありませんが、落ち着いていれば、なんとかおすわりは出来るようになりました。

少し長い時間おすわりが出来ると、おすわりの写真が撮れるようになりました。

【今後の課題】
ご飯や外に出たいときは、指示後、すぐにおすわりをするが、ゲージの外に出したあとなどは、おすわりをするまでに時間がかかる。もっともっと信頼関係を結ぶ必要があります。

おすわりは私が教えたため、ズズちゃんが指示を出した時に聞かないことが多々ある。

というわけで、おすわり初心者のパグ男君は、おすわりはマスターしたものの、なんとなく気分にムラがある状態です。遊びを通して、ちゃんとできるようにしていきたいですね。そしたら、ゲージの外ではずっとハイテンション、大興奮でも、少しは落ち着かせることができるのかな、と願っています。

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