web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想52話】~残り21%の甘さ~
52:女子会?その後
【あらすじ】
天童さんは少し壁があるけど天然で優しい子だなと思っていた。
翼も天童さんを見つめ返している。天童さんについて考えながら。
でも私の予想より鋭いのかもしれないと思えてきたのは最近メガネをかけていないから?そういえば一郎はどうなったっけ?
印象が変わったってことはその人のことをもっと知れたってことだよね。
翼がそれはつまり、と言いかけたところで、蛍が割って入る。
「私は勘違いしそうな発言を軽々しく誰にも吐き出す男が一番嫌いですね」
流れが掴めず驚く翼と無表情の天童さん。
「何、恋バナしてたんじゃないの?」
え?と聞き返す翼の横で、そうだよ、と天童さん。翼、もう一度「え」。ってことで、恋バナが始まった。
「気づいてるのに気づいていないふりをしたりとか、告白したのに返事を保留にしてうやむやにする人!これもひどくないですか!?」
と蛍。
「好きでもないのに付き合ってほしいわけじゃない。こっちも本気だから向こうも本気にしてほしいってこと!!」
と燃え上がる蛍に対し、
「人の本心をなめてる人間は一度ひどい目に会えばいい」
と冷たい吹雪のような天童さん。
時折翼に話を振られるがのれず、何故だか罪悪感すら感じてしまう翼。
恋バナってこんなにも息苦しいもんだっけ…
恋する乙女たちを翼がぼうっと見ていると、おもむろに蛍が、勇の寝顔写真がうつったスマホを目の前に差し出してきた。
なんだよいきなり…と焦る翼。話にのってこないから、とのこと。
「翼ちゃん勇にぃの寝顔好きじゃん、てかいつ仲直りするの?」
「仲直り…したくないわけじゃないんだよ。でもどっちも謝って欲しいわけじゃないんだ。謝ったって解決できるってもんじゃないし。こういうのはどうやって元どおりに戻せるのかわかんない…」
「翼ちゃんが連絡したら勇にぃは折れてくれると思うけど」
と蛍。天童さんのスマホにメッセージが届く。画面を見ながら天童さんが言った。
「そういう時はね方法が一つあるんだ。 偶然バッタリ出会ってしまった★シチエーショオン」
***
公園で天童さんと、マヌケな顔をした翼が立っている。天童さんは、勇から一郎(メガネ)を返してほしいなら、
帰りに近くで待っているよう連絡があったことを明かした。翼は天童さんと勇が連絡を取り合ってることに違和感を感じていた。
偶然というか白々しくないか心配をする翼に、天童さんは木の上とかに隠れていればいいと提案。「木の上」はどうかなと思いながらも、翼は天童さんにこの方法はいいかも、とお礼を言う。
天童さんがいたらシカトしたりはしないだろうし、隣に住んでいる時点で全力で避けるとか無理だし、出くわしたら話しかけずにはいられないだろうし、と。それから翼は、勇が言った言葉を思い出す。
「何で俺が傷ついたのか、そこは考えてみたか?」
天童さんのケータイが鳴った。勇からで、駅近くの公園にいると伝える。勇が天童さんに、昨日余計なこと言ってないよな、と聞こうとするが、翼が目の前にいる天童さんは、
「公園真ん中らへんのベンチに座ってるから早くきて暑い」
とだけ言って電話を切った。
勇がイラッとしているところで
To Be Continued
【感想】
蛍の恋バナの不満は、狙っているの?ってくらい翼に当てはまっていました。さすが兄妹。。。
翼には空ほどの軽々しさはありませんが、橘君との会話や、以前、クラスメイトからも天然男たらしと言われていたし、どこかそういう鈍感な部分が、兄妹一緒なのだと思います。
天童さんと翼の待つ公園へ向っている勇。次回が楽しみです。
【ネタバレ/伏線回収班】
★ここに注目★
・天童さんと勇が翼の知らないうちに連絡を取り合っていることに
翼は違和感を感じている。
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