『カカオ79%』135:引き続き普通の文化祭です【あらすじ&感想】

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web漫画/カカオ79%【あらすじ&感想135話】~残り21%の甘さ~

135:引き続き普通の文化祭です

【あらすじ】

1ーBの教室では、ジュリエットの役の勇がメイクをされている。

「ちょっとジュリエット!まだ動いちゃっだめだって!」
「そう、じっとしててね。まだ目あげちゃだめよ」
とメイク係りが注意する。
「ウイッグが重いんだけど…」
「我慢我慢、ああっ!顔を触っただめって!メイク崩れる」
その様子をの役者達も注視していた。

***

翼が、教室の前で蛍と光に遭っていた。ここまで2人を案内してくれた橘くんも一緒だ。
「さっきのバカみたいな顔して」
と蛍は翼にスマホのカメラを向けた。

「はいゆっくり目開いて」
勇の前には人だかりができていた。
「どう?」
勇は鏡を見ながらふーん、と言っている。

***

蛍は翼の写真を撮りまくっていた。思わず翼はゴリラ顔になる。
「ちょ、ちょ、蛍?!撮りすぎ!何なの?何なの?!」
「もう少し前髪分けたらどうよ。せっかくだしカールも入れたら?」
蛍の提案にウサギのぬいぐるみを着ている橘君ものる。
「それいいかも!あるプロテニス選手を思い出すね」
橘君は翼の兄の空の大ファンなのだ。

そこにクラスメイトの男子が来て、翼に聞く。
「ねえ、綾野さん、この子誰?綾野さんの妹達?」
「へー一ノ瀬の妹か〜。聞いてから見るとそっくり!」
「さすが一ノ瀬の妹、かわいい…」
男子達が集まってきた

「つーことは一ノ瀬のジュリエットって…」
そう言ってクラスメイトが蛍のことを見つめるので、蛍はにっこり笑った。

蛍の前にきた男子たちは、キュンとハートを撃ち抜かれた。

「…何やってんのあんた」
翼が呆れた顔で突っ込むが、蛍は読者サービス?と答えた。

「ところで兄はどこですか?」
「一ノ瀬はまだ準備中だよ。何せうちらのヒロインなのですごい力入れてるらしい」
そして男子は待ってる間に、と蛍に案内を申し出るが、蛍は翼の後ろに隠れて、断る。
「結構です。ここで勇にいの事を待ちますんで」

翼と蛍が話している。
「蛍はさぁ、学校でもモテるでしょ?彼氏とかいないの?」
「冗談でしょ?ガキに興味は無いのよ」
それを聞いて翼は驚く。
「…ほ、蛍ってもしかしてブラコンだったりしたっけ。兄以上にかっこいい人が見当たらなくてとか…」
「冗談でしょう」
蛍が怖い顔する。
「そういえば蛍のそういう話聞いたことないなぁと思ってね。他の人の事は全力でからかうくせに」
と言う翼の顔を蛍はさわる。

「?蛍?」
「…そうだね。翼ちゃんが男だったら翼ちゃんに恋するのに。てか、そうしようかな。下手な男子より翼ちゃんのほうがいいわー。断然いいわ」
と言って、蛍は翼の腕にひっついた。そしてぼそっと
「…歳もそんなに遠くないし」
とつぶやいた。

そこに翼の背後の教室のドアがガラッと開いた。
「ああパリス様、あなたはなぜオカマなの」
と言って赤いドレスの人が出てきた。

「誰がオカマだ、このやろう」
パリス役の翼が言う。
「私のパリス様から離れなさい。このコンパチめ」
そう言いながら、ジュリエットの勇が、翼を後ろから抱きしめた。

周りにいた人たちが、みんな勇のこと見ていた。

橘君も目を丸くして見ている。村上さんも見ていた。

そして翼が勇の方を見上げた。

「……?!」

だれ?!

To Be Continued

【感想】

翼がキスした後とかに蛍の顔見て時々勇のこと思い出していますが、蛍も翼を見て空を思い出していたのですね。蛍も辛い恋をしていますね。

勇のジュリエット、ものすごくきれいでした。そしてそんな格好して皆の前ですごいこと言ってますね。

蛍が翼の練習に付き合っていた時にビックジュリエット&コンパチの論争ををしてましたね。この後2人のキスシーンがあるんですよね!!この格好で。

【ネタバレ/伏線回収班】

勇→私のパリス様から離れなさい。このコンバチめ、と言って後からぎゅっと抱きしめる。

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