『学級委員に、なりました。』episode85【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第85話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode85】 を一言で

修也と美紅ちゃんの約束してない早朝デート

学級委員に、なりました。【episode85】の あらすじ

翌朝、修也はいつもより早く家を出る。
「いってきます」

コーヒーを片手に、お母さんが玄関まで送りだしてくれる。
「行ってらっしゃい、今朝はやけに早く出るのね、朝練でもあるの?ってあんた部活やってないか」
修也は振り返りながら言う。
「…早く会いたい人がいるから」

修也の言葉に、お母さんは不思議そうな顔をしていた。
「あら…朝練じゃなくて、早朝デートなのかしら」

***

まだ誰もいないな
テスト前で朝の部活もないし

修也は静かな校舎の階段を一人で登る。

デートどころか
何の約束もしていない

俺が早く登校したところで
会えるわけないのはわかってる

それでも
じっとしていられなくて
一秒でも早く

会いたくて…

修也が、俺が一番乗り、と思いながら教室の扉を開けると、教室の窓から外を眺める美紅ちゃんがいた。美紅ちゃんが振り返って、修也の顔を見た。
「え…何で」

だけど
こんなに早く会えるなんて
想定外

「何…してるの?美紅ちゃん」
修也が声をかけると、美紅ちゃんは慌てだした。
「あ…っえっと、ま…っ窓を開けています!空気を入れかえるために…!」

何してるの(こんな早くに)という意味で言った修也は、美紅ちゃんのそのまんまの答えにキョトンとしながら
「あ…うん、そうだね、俺も手伝う」
と言った。

カバンを置いて、修也も窓を開け始める。
「…ていうかさ、早いよね今日…」
修也が気を取り直して聞く。
「いつもこんなに早く来てたっけ」

「いえ…今日は特別で…実は今日藤崎くんに話さなきゃいけないことがあって…何だか朝から緊張してしまい…それで早く来てしまったんです」
美紅ちゃんの言葉に、修也の手が止まる。

美紅ちゃんの
話したいこと…

「そいえば藤崎くんも今日は早いんですね。まさかこんな時間に会えると思ってなかったのでびっくりしました」
修也は美紅ちゃんの方を見る。
「俺も…今日は特別」

美紅ちゃんは修也の方に向き直った。
「藤崎くんも特別?どうしたんですか?」

「…俺のことは後でいいから美紅ちゃんの話したいこと先に聞くよ」

美紅ちゃんが何を話すとしても
自分の気持ちをちゃんと伝えるって
もう決めたから

美紅ちゃんは、窓から見える空を見上げた。
「昨日…生徒会室に行ってみて、考えました」
そう言うと、美紅ちゃんは、修也に向かって頭を下げた。

「ごめんなさい、藤崎くん」

ToBeContinid

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode86【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode84【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode85】の 感想

いよいよ、引っ張って引っ張って、お母さんとお母さんの彼氏とのエピソードまで挟んで、やっと、美紅ちゃんの学級委員はどうするのか、生徒会はどうするのかという答えが聞けるときが来たーと思ったら、修也、突然謝られてしまいました。そして次回…またお預けでした( ´∀` )

謝るということは、修也にとって都合が悪いこと?なのでしょうか???でも修也は美紅ちゃんに気持ちを伝えると決めているようです。生徒会へは行ってしまうけど、二人は付き合いだすとか、そんなところでしょうか。

もう待ちますとも。これだけ待ったんだ。美紅ちゃんの答え、待ちます…。

朝早く来た美紅ちゃんに、何してるの?と聞いた修也と、早く来た理由ではなく、今している動作、窓開けていますと答えた美紅ちゃん。吹き出してしまいました。そうですよね。窓開けてるよね、修也の聞き方が悪かったんですよね。美紅ちゃんのまじめさ、好きです。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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