web漫画/学級委員に、なりました。【第78話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~
学級委員に、なりました。【episode78】 を一言で
美紅ちゃんはクラスに必要!!でもあきらめない会長
学級委員に、なりました。【episode78】の あらすじ
修也は会長と話をする美紅ちゃんを見て思う。
…今の美紅ちゃんは
もう
困っていない
会長が改めて美紅ちゃんを勧誘する。
「生徒会の仕事に興味を持ってくれたなら、ぜひ一度生徒会室に見学に来てくれ。生徒会に入れば学校全体に関わる仕事ができる。全校生徒みんなのために君の能力を発揮してほしい」
会長の言葉に、美紅ちゃんは少し顔を赤らめながら応える。
「…必要としてもらえるのはうれしいです。お役に立てることがあるならがんばりたいとは思います。でもあの…私はこのクラスの学級委員でもあるので…」
美紅ちゃんの話を会長は遮った。
「このクラスのことなら心配ない、学級委員なんて君じゃなくてもかわりは誰にでも務まる」
美紅ちゃんが少しだけ俯いた。
「…たしかにそう…」
「それはちがうだろ」
割って入ったのは修也だった。
「美紅ちゃんのかわりは美紅ちゃんにしかできない、誰でも同じなんてことは絶対にない」
美紅ちゃんが修也の方を振り向く。
「…とりあえずひと通り黙って聞いてたけど、いまのはあたしもちょっとひっかかった」
そう言って入ってきたのは、愛花だった。
「美紅ちゃんが学級委員の相手じゃなかったら、修也も今とは違ってたとあたしは思う」
修也が変わってくとこ
一番見てたから
わかる
「誰が相手でも一緒なんてことないよ」
愛花の言葉に、他のクラスメイトたちも同調しだした。
「うーん、たしかに誰がやっても同じみたいなのはちょっと違うかも」
「藤崎くんと吉川さんのコンビだったから今のクラスの雰囲気になったところあるよね、ゆる楽しい感じの和気あいあいな」
「学級委員同士がいい関係だとクラスのみんなにもそういうの伝わってくるしさー」
「じゃあやっぱこれからもこのクラスの学級委員は今の二人がいいよな」
「このクラスには吉川さん必要だよなー」
会長は、クラスメイトたちの声を聞いて少し考える。
「…そうか、君はなかなか人望もあるようだ。そんなことを知ったらますます」
会長はそう言って、美紅ちゃんの両肩を両手でつかむ。
「君が欲しくなった」
修也は絶句した。愛花もたじろいだ。クラスメイト達はどよめいた。
「すみませーん、うちの会長、来てますかー」
そこへ、いつも会長と一緒にいる金髪の男子生徒が、ひょこっと教室を覗くように顔を出した。そして、教室内のただならぬ空気を感じ取る。
「…って、あれ…?なに…?もうやらかしちゃった感じ?」
ToBeContinid
あらすじの続きはこちら
『学級委員に、なりました。』episode79【あらすじ&感想】
前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode77【あらすじ&感想】
学級委員に、なりました。【episode78】の 感想
そこの男子生徒!!来るの遅いです!!と思いました。もうすっかりやらかしてますし、暴走しきってますし、壁ドンも炸裂してますし、失礼なことも言っちゃってました!!
でも、美紅ちゃんのことをこのクラスに必要と言ってくれたクラスメイトや、それは違と止めに入ってくれた修也、そして、修也への思い入れはあれど、会長の言い方にひっかかったと言って割って入ってくれた愛花。
以前、美紅ちゃんの小学生の頃の生い立ちなんかを知っている私としては、とってもとっても嬉しかったです。
美紅ちゃんにとっては、誰かの役に立てるなら、生徒会でも学級委員でも嬉しいんだろうな、と思いました。
さてさて、会長の暴走をとめるという大役を背負ってきた男子生徒よ、この教室の空気を変えてください。
『学級委員に、なりました。』とは
WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。2018年5月から長期休載に入ったが、2019年1月に連載に連載再開。休載前は週間連載だったが、連載再開後は隔週更新に変更。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。
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