『学級委員に、なりました。』episode62【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第62話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode62】 を一言で

修也、碧依くんと思いっきり遊ぶ

学級委員に、なりました。【episode62】の あらすじ

 

「…ふじさきって…みくの友だち?」
美紅ちゃんの部屋に入って来た碧依くんが聞いた。
「そうだよ」
修也が答える。横で美紅ちゃんは、碧依くんが修也を『ふじさき』と呼び捨てにしたことを注意するが、修也は、俺は大丈夫、と言う。

碧依くんが言う。
「じゃあふじさきは…みくとおふろ入ったことある?」
「……え?」
修也は思わず白目になってしまう。

美紅とお風呂入ったことある?

!?

え…

これ何の質問…?

「…な、ないよ」
修也の答えに、碧依くんがにっと笑った。
「…おれはあるよ!」
そう言ってどや顔をする碧依くん。へへーんと勝ち誇った顔になった碧依くんはさらに続けた。
「それにおれ知ってるもんね~、みくのおっぱいはママより小っさいんだぞ!」
美紅ちゃんが、修也の隣で声にならない叫びを上げる。

「あっ碧依…っ、変なこと言わないの…!」
美紅ちゃんが碧依くんに注意する横で、修也は心の中で唱える。

見ない見ない…

いま顔より下に目をやっちゃダメだ

築いてきた信頼が一瞬で崩壊する…!

碧依くんはムキになって言う。
「へんなことじゃないよ!ほんとのことだもん!おれはみくとおふろ入ったことあるし、一緒に寝たことあるし、みくは俺に絵本もよんでくれるし…ときどきママのかわりにおむかえも来てくれるんだからな!それから…えっとえっと…」
一生懸命話す碧依くんに、修也が言う。
「…そっか。碧依くんが俺の知らない美紅ちゃんのこといっぱい知っててすごいね!」
修也の言葉に、碧依くんの目が輝いた。
「仲いいんだね!」
修也はしゃがんで、碧依くんと目線を合わせた。
「うん!」
碧依くんが笑顔になる。

「俺は美紅ちゃんの友達なんだけど、俺とも仲良くしてくれる?」
「いいよ!」
碧依くんはにっこりと笑った。
「いつも美紅ちゃんとどんなことして遊んでるの?」
「えっとねー」

***

ポーン、コロコロ。
「あっ」
修也が慌ててボールを追いかける。
「きゃはは、ふじさきへたくそー!」
碧依くんが笑う。公園でボール遊びをしていた。

ヤバい、俺幼稚園児以下…?

…でもまぁあのまま部屋で二人きりよりは

思いっきり健全な感じになったな

健全に遊び続ける。鬼ごっこ
「次はふじさきが鬼―!」
「みくにげよー」

砂遊び。
「ここに山作るから、ふじさきは池作って池!」

ブランコ
「ふじさきおしてー!」

ジャングルジム。
「ふじさきー!」

すべりだい。
「ふじさきー!」

そして健全に遊び疲れる

***

碧依くんは、修也の腕の中ですやすや寝ていた。
「すみません、藤崎くん。今日はずっと碧依の相手をしてもらって、帰りはだっこまで。碧依、すっかり藤崎くんに甘えてしまい」
3人は公園から家へと帰るところだった。
「ううん、俺も楽しかったから!こうやって小さい子と遊ぶのはじめてかも。最初は嫌われてたけど、仲良くなれてよかった。それに遊んでるとき、碧依くんから美紅ちゃんの面白エピソードも聞けたしね」

砂場で遊んでいる時、美紅ちゃんが水を汲みに行っている間に、碧依くんが言った。
「あのね~ふじさきにみくのことおしえてあげよっか~?」
「え、なになに?」

美紅ちゃんは歩きながら下を向く。
「っ…また胸の話ですか…?」
「えっあ違うよ!?」
修也は慌てて否定した
「そういうんじゃなくて、ただの眼鏡あるあるとか」

碧依くんが得意気に言っていた。
「みくはめがねがないとなんにも見えないんだよー。だからめがねを置いた場所忘れると、自分じゃ見つけられなくてー、おれがかわりにみつけてあげるんだー!」
「わー、えらいね碧依くん」

「ほかにはハチマキで猫耳作ってもらった話とか…」
美紅ちゃんに修也が説明する。
「…あ!」
美紅ちゃんが少し恥ずかしがる。
「ほんと気に入ったんだね、あれ」

「…私がお友達を連れてきたのが初めてだったからか、碧依も興奮気味で……変な話をいっぱい聞かせてすみません」
「一生懸命俺にアピールしてたんじゃないかな。自分が美紅ちゃんのこと一番よく知ってて仲いいんだぞって。微笑ましいよね」

…そして幼稚園児にちょっと嫉妬した

…とは言えない

それにしても

…小さい子ってあったかいな

でも

体だけじゃなく

心まであったかいのは

となりに美紅ちゃんがいるから

ToBeContinued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode63【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode61【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode62】の 感想

修也はおそらくひとりっこで、ワーキングマザーと二人で暮らしているようなので、家では一人で過ごす時間が長いのだと思います。碧依くんのぬくもりは、美紅ちゃんへの恋心ももちろんあるとは思いますが、単純に人の温かさだと思います。

それにしても、修也はさすが人たらしです。碧依くんの心までもガッチリつかんでしまいました。

美紅ちゃんと、碧依くんを抱っこした修也が並んで歩く姿は、若い夫婦みたいで何とも微笑ましい光景です。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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