『学級委員に、なりました。』episode48【あらすじ&感想】

スポンサーリンク
学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
スポンサーリンク

web漫画/学級委員に、なりました。【第48話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode48】 を一言で

教えてメガネの人&美紅ちゃんのお母さん、修也を気に入る

学級委員に、なりました。【episode48】の あらすじ

修也は保健室のベッドで寝る美紅ちゃんを見つめながら、ベッドに両手をついて、自分の顔を、美紅ちゃんの顔に近づけた。そして、超至近距離で美紅ちゃんを見つめる。美紅ちゃんは、すーっと寝息を立てていた。そんな美紅ちゃんをじっと見つめながら、修也は思う。

…眼鏡って

かけたまま寝て

…いいのか?

今みたいに寝返りしたりすると

フレーム曲がったりとか?ないかなー…?

…気になる。

修也は、美紅ちゃんに顔を近づけたまま、うーん…と考え込んでいた

美紅ちゃん、ハチマキは外してたけど、メガネも外した方がいいのかなー…?

メガネかけないからわかんないなー

こういうときどうすればいいんだ?

教えてメガネの人

すると、一番近くにいたメガネの人、美紅ちゃんが電波を受信。誰かに呼ばれた気がして、ぱちっと目を開けた。
「あ…目ぇさめちゃった」

「っ…ふ…藤崎くん…?」
美紅ちゃんは驚く。

い…いますごく近かったような…?

「あー起こしちゃってごめんね」
修也は少し離れながら言った。
「ちょっと眼鏡が気になって」
「…眼鏡?」
美紅ちゃんが不思議そうな顔をする。
「かけたまま寝ていいのかなって。それとも外した方がいいのかなーと」
「あ…っすみません。少し横になるだけのつもりだったのに眠ってしまったみたいで…」
美紅ちゃんが言った。
「いやそれは熱があるんだし寝てた方がいいよ」

そこに、保健室のドアがガラッと開いて、保健の先生が戻ってきた。
「吉川さん、お母さんがいらしたわよ。よかったわねーおうちが近くて」
「失礼します」
美紅ちゃんのお母さんも保健室に入って来た。

「美紅~熱があるって大丈夫?あなた昨日からなんだか顔が赤い気がしたのよねー、夜も遅くまで縫い物してたみたいだし、疲れがでたのかしら」
美紅ちゃんのお母さんが、ベッドに近づきながら言った。
「少しクラクラしたけど横になったら落ち着いたから、もう平気」
美紅ちゃんはベッドの上で体を起こした。

「どうも先生、美紅がお世話になりました」
美紅ちゃんのお母さんは、先生の方に向き直って頭を下げる。
「いいえー」
と先生。

美紅ちゃんのお母さんは、もう一度、反対側、ベッドの方に向き直った。
「…えっと、そちらは…」
と修也の方を見る。
「あ、同じクラスの藤崎です。一緒に学級委員をさせてもらってます」
修也が自己紹介をした。

「それは美紅がいつもお世話になってますー」
美紅ちゃんのお母さんは、笑顔で言った。
「藤崎くんが吉川さんを保健室に連れてきてくれて、いままでついててもらったんです」
保健の先生が補足で説明してくれる。
「まあありがとう藤崎くん」
美紅ちゃんのお母さんは嬉しそう
「いえ…」

「あの…藤崎くんごめんなさい。私…藤崎くんにもクラスのみんなにもご迷惑を…」
美紅ちゃんが修也の方を向いて言った。
「全然迷惑なんかじゃないよ、美紅ちゃん、それに友達なんだから遠慮しないで頼ってくれていいんだよ」
修也も美紅ちゃんの方を向いて言う。
「…ありがとうございます、藤崎くん」
「ていうか俺の方こそ近くにいたのに美紅ちゃんの体調に気づけなくてごめんね」
「そ、そんなこと…」

話す二人を、少し離れたところから、保健の先生と美紅ちゃんのお母さんが黙って見ていた。

あらあらかわいらしい

美紅ちゃんのお母さんは、以前、美紅ちゃんが嬉しそうに
「お友達が…できたの…」
と言っていたことを思い出した。

そう…

彼が美紅の

「お友達」なのね

「それじゃあ吉川さんお大事に」
先生が、美紅ちゃんと美紅ちゃんのお母さんを送り出す。
「先生、藤崎くん、どうもありがとうございました、失礼します」
美紅ちゃんと美紅ちゃんのお母さんは、同時に頭を下げた。そして、顔を上げると、美紅ちゃんのお母さんが笑顔で修也に言う。
「藤崎くん、今日のお礼もしたいし、よかったら今度うちに遊びにきてね
横で美紅ちゃんがものすごくびっくりしていた。

「あ…はい、ありがとうございます」
修也は返事をした。

***

保健室を出て、美紅ちゃんと美紅ちゃんのお母さんは、学校の廊下を並んで歩く。
「…お、おかあさん、さっきの…」
美紅ちゃんが、赤い顔でお母さんに言う。
「ふふっ、美紅、よかったわね、いいお友達ができて
「…うん」

***

翌朝、登校中。
「修也おはよー!」
永斗が修也に声をかけた。
「昨日はおつかれーい」
「はよ」
校舎に向かって、2人は並んで歩く。

「ところで修也、今度の短縮授業の日、放課後空いてる?」

ToBeContinued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode49【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode47【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode48】の 感想

てっきり、可愛い美紅ちゃんの寝顔に、修也はキスするのかと思ってしまっていました(笑)まさか、メガネが気になってるだけって・・・修也、天然ですよね?!確かに、付き合っていないのに、勝手にキスするのはどうかと思いますが(カカオ79%は別格です!!)、こんなに期待させておいて、メガネって。。。ほほえましすぎるでしょ!!

と、興奮冷めやらぬ一読者でした。

美紅ちゃんのお母さんも、さぞやほほえましかったでしょう。控えめな性格とは言え、高校生の娘。人によっては、はじめて彼氏ができてもいいのかなって年頃。初めての友達を作って、そして、かわいらしい会話を、天然に繰り広げられたら、ちょっと手助け(おうちに誘う)したくなりますよね!!

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。

学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

コメント