『学級委員に、なりました。』episode4【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第4話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode4】 を一言で

修也の名前呼びパニック

学級委員に、なりました。【episode4】の あらすじ

朝、美紅ちゃんへの名前呼びを聞いてから、休み時間には修也にクラスの肉食系女子たちが寄ってきた。
「ねぇねぇ修也く~ん、あたし「ミホ」っていうの」
「あたしは「ミカ」」
「あたしは「ミキ」~」
修也が一瞬、面食らって、言葉を失った。

「女の子の名前って、「み」がつくの多いんだねー」
「ほんとだ~」
女子たちが、修也を囲んで話す姿を、少し離れたところから、修也の仲良しグループ4人組のうちの二人の女子、愛花と真理ちゃんが、その様子を眺めながら話をしていた。

「何あれ、「あたしも名前で呼んで」アピール?」
真理ちゃんが、冷ややかな視線を向ける。愛花は、も同じように修也の方を見ていた。そして、真理ちゃんの言葉に答える。
「吉川さんのこと名前で呼んでたから、教えれば誰でも名前呼びすると思われたんじゃなーい?」
「まぁ実際そんな感じだけどね、修也、基本軽いつーか。それにしても今朝のは目立ってたよね~、地味系女子をいきなり名前呼び。そりゅあ女子がざわつくわ
真理ちゃんも言葉に、愛花は何も答えなかった。

そこへ、仲良しグループの最後の一人。男子の永斗が、愛花と真理ちゃんのそばに来た。
「おおっと!?修也が女子に囲まれている!?」
愛花と真理ちゃんは、永に気が付くが、バカがログインしてきたと、あまり気にしていない。永斗は構わず続ける。
「なになに?新学期早々モテモテじゃん、修也のやつ~、そうか、これが学級委員補正
永斗は関心していた。そんな永斗に真理ちゃんはつっこむ。
「いや、そんな補正なくとも、あいつは普通にモテる方でしょ。アンタとちがって」

しかし真理ちゃんは、考え込んでしまう。

あ…でも、前のクラスじゃゆるくモテる感じだったのに…

出だしからこんなにグイグイこられてるのは

学級委員になったり、今朝ので目立ったせい・・・?

ということは、やっぱり補正?かかってんの?

そんな真理ちゃんを、愛花は、バカの言うことだから深く考えることないよ、と優しくなだめる。そんな真理ちゃんをよそに、永斗はやる気を出していた。
「よっしゃ!よくわからんけど修也を学級委員に推薦してやったのはなんたって俺だし!このモテ期に俺も乗っかってやるぜっ☆」
そして、ひゃっほうっと言いながら、修也を囲む女子たちの方へ行ってしまった。

真理ちゃんと愛花は、呆れてため息をついた。

「ねーねー、俺にも名前教えてよー。俺はナガト~」
と女子たちの輪に飛び込んでいくが
「わっなに?急に…」
と、女子にひかれてしまう。
「それより修也くん、名前おぼえてくれたー?」
そして、それより、とあっさりあしらわれてしまった。
「あー、えっと、ミホちゃんとミキちゃんと…ミカちゃん?」
「正解」

愛花は、その様子を、やっぱり面白くなさそうな顔で眺めていた。
…別に

修也

誰のこと

名前で呼ぼうと

全然、

いいけど…

修也は、教室に入ってきた美紅ちゃんに気が付いた。
「美紅ちゃん」
名前を呼ぶと、ひらひらと手を振った。美紅ちゃんは、一瞬驚いた様子だったが、そんな修也に、ペコッとお辞儀をした。お辞儀されたことが予想外で、修也は、プハッと吹き出してしまう。

愛花は思う。

…あの子を

呼ぶのだけは…

なんか

やだ

***
「修也くんって吉川さんと仲いいの?今、手振ってたけど」
一緒に話をしていた女子が、修也に聞く。
「…あ…いや、仲良いっていうか…これから、仲良くなりたいなーって、思ってるとこ
と修也は答えた。

一方、手を振られた美紅ちゃんは、びっくりした、とドキドキしながら、席についていた。

To Be Continued

あらすじの続きはこちら

『学級委員に、なりました。』episode5【あらすじ&感想】

前話はこちら→『学級委員に、なりました。』episode3【あらすじ&感想】

学級委員に、なりました。【episode4】の 感想

修也と一緒にいた仲良しグループの、修也以外のメンバーの特徴がだんだんわかってきましたね。美紅ちゃんに対しては、何かと感じが悪かったかもしれませんが、きっと高校生のノリってこんな感じなんだと思います。

おバカでお調子ものの永斗くんと、ちょっとわがままだけど優しい愛花、しっかりものだけど天然の真理ちゃん。中でも、修也のことが好きなのか、愛花の描写が目立ちますね。でも、永斗や真理ちゃんが、女子に囲まれてモテている修也に対して、愛花に気を使うそぶりとかはないので、言ってない気持ちなのだと思いました。

どんなに修也が、他の女子に囲まれても平気なのに、愛花が美紅ちゃんにだけ警戒する理由はなんでしょうか。修也が呼ぶ「美紅ちゃん」の声が特別に聞こえるから?それとも、修也の回りに、今までにいないタイプだから?自分よりも地味で、ちょっと下に見てるのかな、と思わないでもありません。

女子に囲まれて、名前で呼んでほしいアピールされていた修也ですが、軽い感じで流せてしまうのも、きっとかっこよさの要素の一部なのだと思います。でも、美紅ちゃんについて聞かれたときは、「これから、仲良くなりたいなーって、思ってるとこ」と言っていて、軽そうに見えて実は、誠実な感じがよかったです。

 

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

 

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