『学級委員に、なりました。』episode26【あらすじ&感想】

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学級委員に、なりました。 学級委員に、なりました。
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web漫画/学級委員に、なりました。【第26話あらすじ&感想】~異業種交流会レポート~

学級委員に、なりました。【episode26】 を一言で

修也と美紅ちゃん、2人で遅刻して授業に戻る

学級委員に、なりました。【episode26】の あらすじ

屋上には、晴れやかな青空が広がっていた。
「それに俺、美紅ちゃんのことも……」
修也が言いかけたその時、突然、美紅ちゃんが立ち上がった。そして、顔色が変わった。
「…って、……え?美紅ちゃん?」
美紅ちゃんは何も答えない。青い顔をしたまま、固まっていた。

俺まだ何も言ってないよね…?未遂だよね…?

修也が困惑していると、血の気の引いた美紅ちゃんが、やっと口を開いた。
「……そういえば今…授業集…なんですよね…」

いまさら、そこ…?

修也の驚きよりも、美紅ちゃんは一大事だった。
「さっきまではそれ以上に藤崎くんのことで頭がいっぱいだったせいか平気でいたんですが…ほっとしたら急に…事の重大さに心臓がバクバクしてきて…」
美紅ちゃんんは、両手を胸の前にして、どっどっどっとなる自分の鼓動が聞こえていた。
「ど…どうしよう…私…授業をさぼるなんて…とんでもないことを………どうしよ…」
両目をつぶってうろたえる美紅ちゃん。

修也はそんな美紅ちゃんの胸の前にある手を優しくとった。そして、繋がれた手を、ぎゅっと握りしめた。
「大丈夫」
という修也を、美紅ちゃんは目を開けて見た。
「ちょっと遅れちゃったけど…大丈夫だから、授業行こう」
修也は美紅ちゃんの手を引いて、歩き出した。美紅ちゃんは、修也に引っ張られて、前を歩く修也の背中を、繋がれた手を見ていた。

***

数学の授業が行われている2-Dの教室。先生が黒板に、何かを書いている時に、教室の後ろのドアがガラっと開いた。そのドアの音に、先生は振り向いた。
「すみません、遅れました」

生徒たちがザワザワしだした。
「学級委員の二人じゃん」
「え…遅刻―?」
「ふたりでサボってたの?」
「委員の仕事かなんか?」
ヒソヒソと話すクラスメイトの視線が、一斉に修也と美紅ちゃんに集まった。修也はつないだ手を出来るだけ後ろに回して、美紅ちゃんを自分の後ろに隠すようにした。

「あ…あのっ」
美紅ちゃんが何かを言おうとしていたが、修也が話し始めた。
「俺が、俺が授業さぼろうとしたのを吉川さんが止めにきてくれて、そのせいで吉川さんまで遅刻させました。全部俺のせいです
修也の背中で、繋がれた手に、ぎゅっと力が入った。

さっき、「大丈夫」と言った修也の後ろで、美紅ちゃんも何か話そうと口を開きかけたが、先に、小山先生が席に着くよう促した。
「…まあとりあえず今は授業中だから、早く席に着け、授業続けるぞ」
そして先生は、付け足すように続けた。
「あ、藤崎は放課後反省文な。言いたいことあったらそこに書いとくように。先生に向かって、げって言ったことも、ついでに反省してもらおうかな」

「…はーい」
修也は、地味に根に持ってんな、と思いながらも返事をした。それから、席に着いて、ちらりと美紅ちゃんの事を見た。美紅ちゃんは、困った顔をして、何か言いたげな顔をしていた。

クラスメイトのうちの何人かは、まだヒソヒソ話をしていた。
「藤崎くん、教室入って来たとき、吉川さんと手繋いでなかった?
「なんかさー、吉川さんのことかばってたっぽいよね」
愛花は、そんなヒソヒソ話を聞きながら、修也や美紅ちゃんの事を見ていた。

To Be Continued

学級委員に、なりました。【episode26】の 感想

サボり常習犯の修也からしたら、何ともない授業をサボるということが、美紅ちゃんにとっては一大事なのだなあと思うと、やっぱり二人は正反対ですね。きっと、修也は美紅ちゃんがいなかったら、このまま数学の時間はサボっていたと思います。たとえ、美紅ちゃんの噂の件が解決していたとしても。

でも、学級委員はサボっちゃダメ、という部分と、美紅ちゃんの焦りようで、一緒に戻ろうと思ったのですね。授業に遅刻すること自体は、きっと修也にとっては、大したことじゃないはずです。でも、修也が偉かったには、美紅ちゃんにとっては一大事、ということをちゃんと理解していたことですね。

だから、手を引いて、一緒に教室に入ったし、美紅ちゃんよりも先に、遅刻した旨も、理由も、全部自分の責任だということも話していて、かっこよかったです。

先生も、追求するわけでもなく、言いたいことがあったら反省文に、と、一番ベストな方法をとってくれたと思います。やっぱりいい先生ですね。私は今のところ、この漫画の登場人物の中で、小山先生が一番好きです。

『学級委員に、なりました。』とは

WEB漫画アプリ「comico」にて2016年~連載。作者はノエノ。
学級委員になったふたりとその周囲の人たちの物語。

【登場人物の紹介はこちら】

『学級委員に、なりました。』【登場人物の紹介】

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